現代日本の問題の1つとして格差社会というのがあります。
その格差社会に繋がる1つのニュースを紹介します。


厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」
ある調査を行いました。
その調査により、勤労者の38.7%仕事に対する
満足感の低下を感じている
ことが分かりました。



38.7%のうちの43.4%の勤労者
満足感の低下の理由として
「仕事に見合った賃金が得られない」と回答。
低賃金が働く意欲の低下を招いている実態が浮き彫りとなった。


独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が行った調査とは
従業員100人以上の会社に勤める社員を対象に
昨年末実施、7349人から回答を得た。


それによると年収が下がれば下がるほど
仕事への不満を抱く割合が高く
働いても生活が苦しい、いわゆる「ワーキングプア」が含まれる
年収300万円未満の層は40.2%が
仕事に対する満足感の低下を感じている
と回答した。



僕はこれを勤労者から発せられているSOSではないかと思う。
もし日本社会がこの実態から目を反らしてばかりいると
近い将来、様々な悪い事が起こるのではないか、ということを。


近日、凶悪犯罪が後を絶たない。
その根っこをたどっていくと、劣悪な労働環境や
低賃金など労働問題に行きつくケースも多い。
日本社会はこの事態を踏まえ、早急に対策をすべきだろう。
それが凶悪犯罪を減らす対策になるかもしれない。


それでは、また音譜