近年、世界問題と言えば地球温暖化
ですが
それと並んで深刻なのは物価上昇![]()
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その余波
は意外なところにも及んでいました・・・![]()
タイの首都バンコク。ここにも物価高の波![]()
が押し寄せてきています。
そんな中、袈裟(けさ)を着用した
偽物の僧侶
が、今バンコクでは頻繁に出没しているようで
社会問題となっているそうです。
なんでもこの偽物僧侶はお布施を目当てに
通りで托鉢(たくはつ)を行っているよう。
タイの東北部の農村から集団でバンコク入りしたり
隣国のマレーシアやシンガポールにも遠征しているらしい。
もし事態を放置すれば、仏教界全体のイメージも損なうため
警察当局は捜査に乗り出している。
6月下旬、タイの東北部のチャイヤプーム県で
集団でバンコクを目指す偽の僧侶の姿が指摘された。
彼らは男性が黄色、女性は白色の袈裟を着て早朝に
托鉢のためバンコクの裏通りに立っているという。
見た目では偽物がどうか見分けるには難しく
さらに信仰深いタイ人は、不審に思っても
問いただすことは躊躇するという。
この偽物僧侶は始末が悪い。
バンコク郊外のバンスー地区では、昼間はお布施を求め
夜はそのままカツラを被って売春行為をしているという。
この問題の背景には物価高があると見られる。
バンコクでも半年の間に
米や肉、野菜などの食料品が2割から5割値上げしているという。
物価高というのは、色々なところに余波を広げています。
当然、国民の生活は苦しくなるので
治安が悪くなったり、こういった事例が起こることもあるでしょう。
もちろん宗教の世界で、このような事は絶対あってはならない事ですが
国が、そして世界が真剣にこの問題と
物価高の問題に直視せねばならないでしょう。
それでは、また![]()