今日は今季の中日の
交流戦を振り返ってみたいと思います
思えば苦しい戦いが続きましたが
結果的には5割これはプラスととっていいでしょう
今月の23日に交流戦のすべての日程が終了した。
4年連続でパ・リーグの勝ち越しが決まり
ソフトバンクが初優勝したのだった。
一方の中日は苦戦を強いられつつも
終わってみれば12勝12敗の5割。
まさに地力が試された期間でもあった。
苦戦の原因は何かこれに尽きる。ケガ人の続出だ。
中堅・森野、右翼のイ・ビョンギュ、捕手・谷繁、
そして終盤には絶対的な遊撃手・井端も戦線を離れた。
ポッカリと空いたセンターライン。
落合監督は試行錯誤を繰り返した。
主力が抜けた事で若手を起用したが
これがあまり機能しなかった。
藤井、平田、森岡、英智と次々と起用してみせたが
期待には応えられない。
打線は深刻な得点力不足に悩まされた。
打線が湿ると、それは投手陣に伝染する。
1点も与えられないという危機感にも似た気持ちから
必要以上に体に力が入ってしまい
結果的に打たれてしまう。投打がかみ合わなくなった。
一時はウッズが3番、4番に和田を入れた時期も。
だが終盤、横浜から小池を獲得したことにより
打線と守備が安定、ロッテに2連勝した。
だがこれだけケガ人を出しながらも5割で乗り切れたことは
評価に値するのではないか。
27日からはリーグ戦が再開する。
交流戦の最終で見せた5連勝を見る限り
安定した戦いができそうだ。
だが懸念材料としては
2連戦だった交流戦から6連戦のリーグ戦となる。
先発投手陣の整備を怠らずにしてほしい。
さらに7月は首位・阪神と3カード組まれている。
中日の正念場はこことなりそうだ。
完全優勝を目指すなら、乗り切るしかない。
それでは、また