これは少し心配であるとともに
日本の将来が不安になってしまうニュースです・・・![]()
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近年携帯電話やパソコンなど急速にデジタル機器が発達。
それに伴い若者の活字離れ進行が問題となっています。
その余波
はついに映画界へも。
映画会社が洋画の字幕づくりに苦労している、というのです。
文字数を減らすだけでなく、漢字の使用を最小限にしたり
極力ふりがなを入れる気遣いようです。
しかしそれに追い打ちをかけるように
漢字の読みだけでなく、中学校レベルの歴史まで分からないということも![]()
こうした事情を反映し、近年アニメだけでなく
実写映画でも吹き替えが急増しています。
映画関係者は「若者の知的レベルがここまで下がっているとは・・・。」
と頭を抱えています。
日本で初めて字幕映画が登場したのは昭和6年(1931年)。
アメリカ映画の「モロッコ」だった。
吹き替え作業の設備が不十分だったということで
苦肉の策として字幕にしたが、これが大ヒットし字幕が定着した。
映画各社によると、字幕をスクリーンに表示できる限界数は
現在で2行13字まで。
これは人間が1秒間に読めるのが4文字程度というのが、その理由だ。
戦後は少し文字数が少なくなったが、デジタル機器の発達で
再び文字数が増えた。
ところが最近、若者の中でこの2行13文字の
字幕を読み切れない人が急増。
映画離れを食い止めるため、各映画会社は苦肉の対応を余議なくされた。
字幕で言えば13字から10字前後で区切って、
そのかわり行数を増やしたり、漢字を使わず省いたり。
さらに字幕ではなく、吹き替えにしたりという対応もある。
近年大ヒットをおさめた「ハリー・ポッター」シリーズや
「ロード・オブ・ザ・リング」などはいずれも吹き替え版が登場。
そして今年は8月から10月までハリウッドの超大作が3本待機している。
映画関係者は
「吹き替え版を過去最高の手厚さで用意しています。」とコメントした。
だがさらに頭の痛い問題がある。字幕以前の問題、といってもいい。
ある映画会社の製作担当者はこう話す。
「スパイ系作品の試写会後、こんな感想が寄せられました。
『ソ連って何ですか?』『ナチスって何ですか?』って。本当に驚きです。」
これではなんのために小学校、中学校と義務教育を受けたきたのか
全く分かりません。
一体彼らは学校で何を学んだのでしょう![]()
今の教育制度にも問題はあると思います。
受験のための勉強では、将来的にその人のためになりません。
生徒が受け身となって教わるのではなく、学びたいと
自主的に学ばせる意欲を湧かせる授業が必要ではないでしょうか![]()
これには政府も少し考える必要があると思います。
それでは、また![]()