中日の沖縄での春季キャンプは10日
1軍の主力選手が集まる北谷球場
2軍の読谷組の野手が参加して
投手を含めての実戦形式の守備練習を行いました。
さらに立浪選手和田選手を除く野手が
そろってバント練習するなど、
徐々に実践を意識した練習となりました。


3連休中の日曜日ともあって
球場には約3500人のファンが集まった。
彼らの注目の先には
今キャンプ初めて2人揃って守備練習する
荒木井端二遊間コンビの姿があった。


12球団で一番と言われる荒木井端二遊間コンビ
昨年は幾度となく目を奪われるほどの華麗なプレー
投手を助けてきた。
今年もこの2人に期待したい。


守備練習では高代コーチがバットを握って交互にノックし
併殺を含めて約1時間、大勢集まったファンに好守を披露した。
特守を受けた後、荒木は1人室内練習場で打撃練習
「守備練習をしたら、体の動きがよくなって
バットを振りたくなりました。
やっぱり足を動かさなくてはね。」と話した。


そしてすっかり中日の一員となった中村紀
今季は自身7年ぶり3度目の打点王獲りを宣言した。
室内練習場に向かいマシン相手に約30分精力的に打ち込み
「今季は打点王を獲りに行きます!」
力強くそう答えた。


昨年は地獄を味わった。
オリックスとの契約がこじれて選手生命の危機まで立たされた。
しかし中日の一員になり、テスト生から這い上がった
終わってみれば打率2割9分3厘、20本塁打、93打点の大活躍。
日本シリーズでは文句なしのMVPに輝き
53年ぶりの日本一に貢献したことは記憶に新しい。


右翼フェンス直撃打

昨年の日本シリーズでMVPに輝く中村紀選手


「昨年、130試合に出場して
もう1度やれる自信が戻りました。」力強くそう答えた。
年明けからは禁酒を行い、体重はほぼベストの94キロを保つ。
そして今年は中日の完全優勝と連覇に貢献する


それでは、また♪