現在、映画界の危機と言っても良いでしょう。
アメリカの脚本家組合がストライキを起こし
アカデミー賞の前哨戦とも言えるゴールデングローブ賞
その影響を受けて開催されず、作品発表だけと
異例の事態を引き起こしました。
果たしてアカデミー賞は一体どうなるのでしょう?


ハリウッドの監督ら1万3400人で構成されている
アメリカ監督組合は17日、
映画やTV制作者団体との契約更新で
暫定合意したと発表、契約期間は3年となる。
先週末に交渉入りしたばかりだったが
契約料の引き上げで合意となり、あっさりとした印象だ。


一方、深刻なのはアメリカ脚本家組合だ。
労使交渉は未だ難航し、とうとうストライキは3ヶ月目に突入した。
交渉の争点は、作品のインターネット配信時の報酬引き上げ
監督組合はネット配信時の報酬倍増をゲットした。
これを前例に脚本家組合の交渉も
急進展する可能性も出てきた。


脚本家のストライキは、様々な混乱を招いた。
ストライキの長期化で、脚本不足から新番組制作が延期されて
テレビでは再放送が増えたほか
主要映画賞でアカデミー賞の前哨戦とされる
ゴールデングローブ賞授賞式作品発表だけになったりとした。


しかし第80回アカデミー賞授賞式
来月の2月24日に予定されており、このままでは開催が危うい
そこでオスカー常連のトム・ハンクスさんが
スタジオの重役たちに交渉に戻り、迅速な解決をもたらすよう促した。


名演技派!!

オスカーの常連!!演技派俳優トム・ハンクスさん


新作「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(原題)の
ロンドン・プレミアに出席したハンクスさんは
授賞式は絶対に開催されるべきです!
重役たちが決断を下して、皆が仕事に戻れることを願っています。
とコメントした。


1人の映画ファンとして、今年のゴールデングローブ賞が
開催されなかったことは非常に残念です。
このままもしアカデミー賞が開催されないとなれば
映画産業が衰退してしまう可能性もあるでしょう。
早く交渉を終わらせ、無事にアカデミー賞が開催されるよう
心から願っています。


それでは、また♪