昨日に引き続いて、今日も
今年の中日ドラゴンズの戦いを振り返っていきたいと思います。


今年最も成長した選手は誰でしょう?
色々な答えが返ってくると思います。
僕がこの問いに対する答え、それは森野選手です。
森野選手の存在がなかったら
今年の中日の栄光はなかったかもしれません。
今日は彼の活躍が光った試合を紹介します。
5月3日、ナゴヤドームでの巨人戦です。


試合経過・・・
中日ファンだけでなく、プロ野球ファンであるならば
森野1つの特徴を持った選手であることを知っている。
そう、それは勝負強いバッティングだ。
今季途中から5番に定着、ウッズの後を打ち
100打点には届かなかったものの、97打点をマークした。


その勝負強さが現われるのは、“走者が2人いる時”だ。
そう、森野は今季シーズンで18本塁打放っているが
その半分近くが3ラン3点本塁打なのだ。
“ミスター3ラン”の異名を持つ森野
なぜ3ランが多いのかは謎だが、周囲が認めるバッティングセンスと
勝負強さが合わさってできるものに違いないだろう。


5月3日のナゴヤドームでの巨人戦。
1-1の同点から、8回表には久本がマウンドに上がった。
しかし制球難、四球絡みでピンチを作ると
ここから一気に4連打、4失点して1-5。
勝負は決したかと思われた。


しかし直後の8回裏、井端荒木の連打で無死3塁1塁とすると
福留左犠飛で2-5。
さらにウッズ右安でつないで再び1死3塁1塁。
走者2人を置いて、打席には森野
「絶対に負けられなかった!」気持ちを込めた。


2球目、高めに入ってきたスライダーを完璧にとらえると
打球は弾丸ライナーで右翼席最前列に突き刺さる
第4号3点本塁打
、これが同点本塁打となり5-5。


HRの森野選手

右翼席へ第4号の同点3点本塁打を放つ森野選手


試合は5-5のままで9回裏。
井端右安福留敬遠四球で2死2塁1塁とすると
ウッズ右中間へサヨナラタイムリーを放ち6X-5。
中日はサヨナラ勝ちで連敗を止めた試合だった。


昨年から三塁のポジションを立浪選手から奪い
今季からは投手、捕手以外ならどこでも守ってきた森野選手
バッティングの才能も完全に開花し
来年も中日の主軸としての期待が高まります。
特に来年の中日は、FAで福留選手が抜けたため
左打ちの森野選手には、活躍を期待したいところです。


それでは、また♪