本当に、本当におめでとう!!!
中日が日本シリーズ第5戦、11月1日の
ナゴヤドームでの試合で日本ハムを1-0で下し
見事53年ぶり日本一に輝きました!!
さらに山井投手のパーフェクトピッチ最高!!
興奮が全く冷めませんが、
早速その試合を振り返ってみましょう!!
試合経過・・・
中日の先発は大方の予想通りの山井。
山井もかなりの登板間隔を空けていたが
全くそんな感じはなく、不気味なほど落ち着いていた。
これ以上ない立ち上がりでなかったか。
1回表、先頭の森本を
伝家の宝刀・スライダーで遊ゴロに仕留めると
続く田中をスライダーで空振り三振。
稲葉も外角スライダーで完全につまらせ二ゴロ。
中日に流れを引き寄せる。
それに負けていなかったのが、日ハム先発のダルビッシュ。
1回から気迫の投球で、中日は走者を出せない。
しかし2回裏、先頭のウッズが
甘い変化球を痛烈に左安して出塁すると
中村が右中間突破の二塁打で無死3塁2塁のチャンス。
しかし続く李は低めの変化球に空振り三振。
1死3塁2塁となって、打席には平田。
外角高めの直球をきっちり右犠飛し1-0。
中日に待望の先制点が入る。
でもまさか、この1点が決勝点になろうとは・・・。
1点の援護を受けた山井。完璧、それ以外の言葉はない。
直球と山なりのスライダー、横に鋭く曲がるスライダー、
シュートと縦横の変化を自由自在につけ
日本ハム打線に出塁すら許さない。
それらの球をカウント良く、テンポ良く投げるのだから
相手にはたまらないだろう。
4回表には先頭・森本の打球、二ゴロを
荒木がダイビングキャッチの好プレー、
さらに素早く一塁に送球してアウト、このプレーも大きかった。
5回が終了して、山井は未だ
無安打、無四死球、無失策の完全試合ペース。
にわかに球場がざわついてきた。
そして新記録を打ち立てたのは8回表だった。
先頭・セギノールは初球スライダーを叩いて遊ゴロ。
続く工藤は内角スライダーで空振り三振。
この時点で7回2/3を完全試合という
日本シリーズ新記録を、山井が打ち立てた。
続く坪井をフォークで中飛。
9回表、もちろん山井が登板かと思われたのだが
登板したのは守護神・岩瀬。
なんとも言えないざわつきがドームを包む。
落合監督は勝つために山井を交代させ、
岩瀬を送りこんだのだ。
山井は8回を完全試合、この大舞台で最高の結果を出した。
9回からは岩瀬が登板。
そして2死走者なして小谷野。
高めのシュートで二ゴロ、これで試合終了!!
これと同時に中日は日本ハムを4勝1敗で下し
見事53年ぶりの日本一に輝いた。
落合監督が4回宙を舞った。
1-0と最少得点差の中で
山井と岩瀬が日本シリーズ初の完全試合リレーを魅せた。
そして何より決勝点が2年目の平田の右犠飛というのも
何か嬉しいところである。
とにかくおめでとう!!!そして感動をありがとう!!
この瞬間を、全てのドラゴンズファンが待っていた!!
本当にお疲れ様!!
勝ち投手 山井 1勝0敗 セーブ 岩瀬 2セーブ
シリーズMVPには中村紀選手が選ばれました。
インタビューでは涙のため顔を手で覆う場面も。
「もう最高です!ありがとうございます。
今年1月から色々な事がありました。
中日さん、ありがとうございます!感謝しています。
色々な人に手伝っていただいて・・・。
球団の関係者、チームメートにも助けて頂いて
本当にありがとうございました!」
それでは、また♪♪