松本人志さん、映画監督の才能がない!?
映画ファン必見の世界的映画祭である
第60回カンヌ国際映画祭がもう始まっています。
そこで新人監督賞に相当するカメラ・ドール候補に
上がっている松本人志監督(43)の作品「大日本人」に
現地の一部ですが、とても厳しい意見が聞こえてきました。
「大日本人」で映画監督デビューの松本人志さん
松本さんの初監督作となった「大日本人」。
その内容は、松本さんが代々伝わる教祖の6代目に扮し
巨大な日本人『大佐藤』に変身して街中の獣を倒していく。
そのヒーローっぷりをカメラが追いかけていく。
松本さんの他にキャストは竹内力さん、UAさん、
板尾創路さん、神木隆之介君といった個性的なキャストだ。
さて気になるカンヌでの反応だが、初日は拍手喝采だったが
全員が絶賛したわけでなかった。
あるフランス人雑誌編集者は、
「確かにアイデアは良いが、編集がうまくいってない気がする。
監督の才能がないんじゃないかな。」とバッサリ。
現地のジャーナリストからも、
「公式上映から1日以上が経ったが、まだ強力に
松本作品を後押しする評論家がいないんだ。」と語っている。
また21日午後に、現地で会見を開いた北野武監督は、
松本さんから
「(上映中にもかかわらず)自分の周りにいた人が
途中退席するのが見えてショックだった。」と聞いたことを明かし
「相当ショックを受けているようだった。
お笑い同士だし、これからも彼を応援していきたい。」とエール。
一方、それとは正反対なのが10年前にカメラ・ドール賞をとった
河瀬直美監督(37)作品の「殯(もがり)の森」は
現地でも前評判も上昇、最高賞のパルム・ドール賞も
夢ではなくなってきている。
先ほどのフランス人雑誌編集者は、この作品を
「オープニングでコンペの対象となる21作品の
さわりを流したが、河瀬は映像の美しさが際立っている!」
と絶賛した。
正反対の日本人監督の行方は?
カンヌ国際映画祭から目が離せません。
それでは、また♪
