2月1日から、12球団一斉に
春季キャンプが、それぞれの場所でスタートしました。
中日は例年どおり沖縄の北谷、読谷球場で行っています。
中日の沖縄キャンプは4日、ポカポカ陽気に恵まれた。
読谷球場では福留が、フリー打撃をして柵越を連発。
森野が早出の特守、ベテランのデニーが
初のブルペン入りした。
主力がいる北谷球場では、体調不良でダウンしていた
川上が復活し、ランニングなどで汗を流した。
ブルペンには鈴木、小林の両投手が4日連続のブルペン入り。
さらに藤井がマシン相手に、約3時間の打撃練習を行った。
昨年は、キャンプとOP戦で結果を出し
開幕スタメンも勝ち取った。
自慢の守備はアピールできたが、極度の打撃不振に悩まされ
結局定位置を確保できなかった。
なので今年は打撃の向上が、課題となっている。
藤井の打撃練習を見ていた落合監督は、
「打っていれば、見えてくるものがあるだろうね。」
と期待を寄せていた。
一方、読谷球場の福留はフリー打撃が絶好調。
60スイングで4連続を含む15本の柵越。
中には大きな放物線を描いた場外弾も含まれていた。
「まだ感触を確かめている感じ。
今日は暖かかったから、調子が良かったのでしょう。」
と涼しい顔で話した。
昨年はWBCの影響で、例年よりもハイペースで仕上げてきたが
今年はマイペースでキャンプを行える。
「今、意識しているのはやり過ぎないこと。
第2クールで北谷に行くまでは、抑え気味に。
焦らずじっくりが今年のテーマです。」
その影響もあってか、シーズンでは絶好調。
終わってみれば打率3割5分1厘で首位打者を獲得、
31本塁打、104打点でチームのリーグ優勝に貢献した。
MVPも取った。だが本人は満足していない。
「さらに上を目指さないと、成長が止まってしまう。
個人の成績も大事だけど、チームの成績も大事だから。」
昨年逃した日本一。
今年こそ、それを全力で取りに行く!
それでは、また♪