「粘竜」。優勝した04年の時もそうでしたが
今年も終盤で粘って逆転勝ち、という試合が多かったです。
特にシーズン終盤は、阪神の怒涛の追い上げがあり
1敗が大きな重みを持つ中で
1敗を1勝に変える試合は大きかったのです。


今日の「思い出ゲーム」として書いていくのは、
9月20日の横浜スタジアムでの横浜×中日戦です。


試合経過・・・
試合の主導権は、終始横浜が握っていた。
中日先発のマルティネスを始め、
投手陣がピリッとしない


8回終了時点で、スコアは7-4と3点ビハインド。
誰もが諦めかけていた試合
しかし最後の最後まで分からないのが野球。
勝利への執念が、ナインを再び発奮させた。


まず突破口を広げたのが、ベテランの立浪だ。
9回、先頭打者で右安を放ち出塁すると
荒木井端も連打で続き無死満塁の大チャンス。
すると福留が、右中間突破の2点タイムリー二塁打を放って
7-6とにわかに1点差。


さらに敬遠四球と、森野押し出し四球で同点。7-7。
再び無死満塁として、打席には英智
サインはスクイズだったが失敗しかも2度


無死満塁が、あっという間に2死3塁1塁。
大シャンスがあっという間にしぼんだ
しかし、ネクストのアレックスは意気込んでいた。
「(2度のスクイズ失敗があり)余計に
自分が何とかしなければ、と思いました。」


その執念が篭ったバッティングは、投手を強襲
一、二塁間を転々。
アレックスタイムリー内野安打でついに勝ち越し!7-8。
さらに立浪押し出し四球もあり7-9。
この回、怒涛の5得点で横浜に逆転勝ちした。


この日の勝ちは特に大きかったです。
阪神が負けない中、自分たちが勝って
マジックを減らしていかなければならない
わけですから。
この勝利で、優勝街道がほぼ、不動になったと言っても
過言ではないでしょう。


それでは、また♪