先日、硫黄島2部作の1つである
「父親たちの星条旗」を観てきました。
先日も紹介しましたが、
「マイ・ベスト・ムービー」ということで
今日改めて紹介したいと思います。
ストーリー・・・
巨匠クリント・イーストウッド氏が描く硫黄島2部作!
これがアメリカから見た硫黄島の戦い!
太平洋戦争末期の1945年。
ガタルガナル島の勝利から波に乗り始め
グアム、サイパンと日本軍を次々と破ってきたアメリカ軍。
そして戦いの舞台は東京都小笠原の硫黄島に移った。
しかしいざ戦いが始まると
日本軍の想像以上の攻撃に苦戦を強いられる。
その時のアメリカは経済が破綻、戦費不足、
そして国民も戦争に対する熱意は冷めていた。
そんな中、戦場からある一枚の写真が届く。
硫黄島の最も高い山(擂鉢山)にアメリカ国旗を
立てようとしている6人の兵士の写真。
この写真は全米の新聞のトップ記事に載せられ
国民の熱意は再び高まろうとしていた・・・。
解説・・・
硫黄島での壮絶な戦いと、
英雄として祭られていく帰還兵の苦悩を描いた傑作。
監督は「ミスティック・リバー」
「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞に輝いた
巨匠クリント・イーストウッド監督。
出演は「クラッシュ」「ラストサマー」のライアン・フィリップ、
「チアーズ!」「プール」のジェシー・ブラッドフォード、
「ウィンドトーカーズ」のアダム・ビーチ、
「プライベート・ライアン」のベリー・ペッパー他。
スタッフも超一流。
脚本はアカデミー賞作品賞を受賞した「クラッシュ」の
監督・脚本を手掛けたポール・ハギス。
製作には「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」など
数多くのアカデミー賞に輝いているスティーブン・スピルバーグ。
劇中のスコアはイーストウッド監督自らが担当し、
より一層映画を盛り上げる。
もちろん大迫力の戦闘シーンも見物ですが、
帰還兵の苦悩を描いたシーンは必見。
自分は“英雄”でもないのに祖国に帰れば英雄呼ばわり。
さらにはアメリカ政府は事をでっち上げ。
いつもとは異なる戦争映画の描き方に、
イーストウッド氏の才能、そして執念を感じた。
12月9日から公開される硫黄島第2弾
「硫黄島からの手紙」は早くも期待大である。
- ジェームズ・ブラッドレー, 大島 英美
- 父親たちの星条旗
原作「父親たちの星条旗」
それでは、また♪

