いやはや、恐れ入りました。
今日は3時からナゴヤドームで阪神戦が行われました。
昨日は川上投手の力投に、
打線が応え7-0と投打で圧勝!
そして今日、山本昌投手の“技の投球”が
最後まで続きました。
ザ・ゲーム・ハイライト・・・
阪神先発は福原、中日は山本昌ということで
投手戦が予想された第2戦。
先取点を奪われたら苦しい展開だし、
逆に先取点を取れたら、試合を有利に運べそうだ。
先取点を取ったのは中日。
1回裏、1死から井端が
3球目の外角直球を逆らわずに右翼方向へ。
ふらふらっと右翼の頭上を飛び、
最後は右翼ポール際のスタンド最前列に飛び込んだ。
井端の珍しい右翼への第6号ソロ本塁打で1-0。
中日先発は山本昌。
最近の登板では良かったり悪かったりの繰り返し。
大事な阪神戦だけに、好投を期待したいところ。
その山本昌は、僕たちの期待以上に活躍した。
1回表、先頭の赤星を1球で三直に仕留めると
関本も1球で左飛、シーツは5球で二ゴロ。
たった7球で1回を終え、波に乗る。
本人曰く、
「調子は良くなかった。制球もバラバラだったし。
でも球は伸びていた。
変化球もいつもよりキレがあった。」
初球からどんどん振ってくる阪神打線を
まるであざ笑うかのように変化球主体。
それも低めに集められれば、手も足も出ない。
打って取らせる投球で、
自分自身もリズムに乗れたに違いない。
3回までパーフェクトピッチングを展開する。
追加点はほしい打線は4回裏。
1死から福留が難しいカーブを中二塁打して出塁すると
続くウッズが高めの直球をジャストミートすると
打球は右翼ポール際に飛び込んだ。
ウッズの第34号2点本塁打で3-0。
4回表、今日の山本昌の唯一の分岐点があった。
先頭の赤星が三失策で出塁、犠打で1死2塁。
スコアはまだ1-0。一打で同点というケース。
だがシーツを力のない右飛に、
金本も力のない三邪飛に仕留め、
未だ無失点、無安打投球が続く。
球場の雰囲気が徐々に変わってきた。
阪神の打者が1人1人アウトになると、
球場のほぼ全体が大歓声。
山本昌は8回を投げ88球、未だ無安打。
そして9回表、先頭のスペンサーは
ちょっとヒヤリとする中飛、中村豊は三ゴロ、
そして最後の打者赤星も三ゴロで試合終了!
史上最年長でノーヒットノーランを達成した山本昌投手
本当におめでとうございました!!!!!
中日は山本昌が、阪神を無安打無失点に抑え
これでナゴヤドーム10連勝!
マジックは2つ減って「15」。優勝が見えてきた。
それにしても貫禄のピッチングだった。
決して直球は130キロ台と早くはないが
クセ球カーブ、スクリュー、
そして山本昌の豊富な経験と熟練の技の結果ではないか。
ノーヒットノーランを達成した瞬間、
まるで優勝が決まったかのような盛り上がりが
僕はすごく印象的だった。
あと、道のりはもう少しである。
勝ち投手 山本昌 9勝7敗
本塁打 井端6号①、ウッズ34号②
それでは、また♪
