昨日、巨人に1-6と快勝、このカード連勝を
10まで伸ばしたマジックを「34」とした中日。
今日は、1点を争う攻防が見られました。
ザ・ゲーム・ハイライト・・・
今日の先発は、41歳のベテラン山本昌。
前回の登板では投打ともに活躍、
今日は“本業”も素晴らしかった。
両サイドに丁寧に突く、まるで針の穴を通すコントロール。
そこにスライダーと
スピードを殺したスローカーブを織り交ぜる。
だが今日の投球の主体は、直球だった。
スピードガンでは130キロ台半ばだが
それでも巨人打線は凡打を繰り返していく。
序盤は安定した山本昌らしい投球内容だ。
好調の打線は、4回表グローバーをとらえた。
ウッズの中安、森野の左中間二塁打と四球で
無死満塁の大チャンス。
ここでベテラン井上が右前タイムリーで応え0-1。
さらに小田の遊併殺の間にも1点追加、0-2。
6回表には貴重な追加点。
先頭の森野が、初球高めの直球をジャストミート!
打球は、打った瞬間に分かる
右翼席へ第6号ソロ本塁打で0-3とする。
のらりくらりと投げていた山本昌は
5回裏に2死2塁1塁のピンチを招くが
投手グローバーを見逃し三振に討ち取り脱す。
だが6回裏、今度は1、2番に連打を浴びて
無死3塁2塁という大ピンチ。
しかしベテランは、冷静でいて崩れなかった。
高橋をカーブで二直、これで1死3塁2塁。
イ・スンヨプにはファールで粘られカウント2-3。
ここでバッテリーは内角に渾身の直球。
こでにイは完全につまらされ浅い左飛。
小久保を四球で2死満塁で阿部。
3球目のスライダーで芯を外し、浅い中飛。
1失点は覚悟していたが、粘りの投球で
このピンチを無失点で切り抜ける。
その後、山本昌は8回まで投げぬき
被安打6、奪三振3、四死球3、失点0という
素晴らしい内容だった。
9回は岩瀬が登板。
安打を許すも後続をきっちりと切りゲームセット!
中日は対巨人戦に11連勝。
少ないチャンスをきっちりと得点に結びつけた。
山本昌の勝負どころでの踏ん張りには脱帽もの。
貯金を29まで伸ばし、マジックは「33」。
巨人は打線がつながりを欠いて、中日戦11連敗。
勝ち投手 山本昌 7勝6敗
セーブ 岩瀬 1勝2敗32セーブ
本塁打 森野6号①
それでは、また♪