さっそく観ましたよ、「スタンドアップ」。
観た後は心にずしりと響き、考えさせられました。
今日は「スタンドアップ」を紹介していきましょう。
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- スタンドアップ 特別版
ストーリー・・・
「モンスター」のオスカー女優シャーリーズ・セロン主演!
人間の尊厳を描いた最高傑作!!
時は1980年代後半、
故郷の北ミネソタにジョージー(C・セロン)は帰ってきた。
彼女には2人の子どもがいたが、共に違う父親だった。
そんな彼女は、子どもを養っていくため
重労働を覚悟しつつ、
故郷になる炭鉱で働くことを決める。
だがそこで彼女を待っていたのは、過酷な現実だった。
当時、女性の社会進出が始まり
この炭鉱にも女性が進出してきていた。
だが、もとからそこで働いてきた男達は彼女達を敵視。
わいせつな言葉を浴びせられ、屈辱的な体験、
そして女子更衣室のロッカーの中には・・・。
炭鉱では男達に嫌がらせをされ、
父親の違う子どもを連れて帰ってきたジョージーを
故郷の周囲の人間は冷たい目で見、
実の父親(R・ジェンキンス)も彼女に理解を示さない。
そして息子には嫌われ・・・。
そんな八方塞の中、彼女はあることを決める。
自分ひとりでもいい、立ち上がろうと。
解説・・・
全米初のセクハラ集団訴訟を基に映画化。
出演は「モンスター」のシャーリーズ・セロン、
「イーオン・フラックス」のフランシス・マクドーマンド、
「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーン、
オスカー女優のシシー・スペイセク、
「シャル・ウィ・ダンス?」のリチャード・ジェンキンス他。
ハリウッドを代表する女優シャーリーズ・セロンさん
監督は「クジラ島の少女」のニキ・カーロ。
カーロは
「ジョージー役はシャーリーズしかいないと思った。」と話し
セロンは「またカーロ監督と組みたい。」とコメント。
最高のスタック、キャストで作られた社会派ドラマだ。
日本では『セクハラ』は軽く見られがちです。
でもこの映画を観ると、その考えを改めなければいけません。
この映画ではセクハラというより、ほぼ犯罪。
女性がどれだけ苦しんでいたか、
これが実話だと聞くと、本当に恐ろしい思いです。
多くの人、女性だけでなく男性の方にも観ていただきたいです。
- クララ・ビンガム, ロラー・リーディー・ガンスラー, 渡会 圭子
- 集団訴訟―セクハラと闘った女たち
「スタンドアップ」の世界をもっと知りたい方はこちら。
映画の原案で、より細かく描かれています。
- アミューズソフトエンタテインメント
- クジラ島の少女
ニキ・カーロ監督作「クジラ島の少女」
それでは、また♪

