今日も結構好評の声を頂いている「思い出ゲーム」。
04年日本シリーズ第5戦を別の角度から見てみたいと思います。
その別の角度とは―?
それはオレ竜監督こと落合監督を中心として
振り返っていきたいと思います!
2勝2敗でむかえた第5戦。
先発のエース川上は8回1失点と力投を見せれば
打線は先制、中押し、ダメ押しと効果的に点を挙げた。
(もっと詳しい試合経過は前のブログをご覧ください!)
最後は、西武の和田が中飛してゲームセット。
その瞬間、3塁側から左翼席にかけて大歓声が沸き起こった。
そして勝利監督インタビューが行われた。
お立ち台に上がった瞬間、
落合監督の目に多くのファンが大声援を送っているのが見えた。
こみ上げてきたものを抑えることができなかった。
普段は冷静沈着、無表情を貫く落合監督。
その目が、どんどん真っ赤になっていく。
あの落合監督が、泣いていた。
「あと1勝、名古屋で決めたいと思います。
皆さんの声援が、我々の背中を押してくれました。
本当にありがとうございます!!」
この第5戦、重要な試合であった。しかしそれをあえて言わない。
ダイヤモンドを泥だらけになりながら
駆け回る選手達の動きがすべてだったのだ。
「日本シリーズでも守り勝つ野球を。」と落合監督。
それを第5戦で、やっと実践できたのだ。
足でかき回し、鉄壁の守りで失点を防ぎ、リードを守る野球。
「やっと、やっと一番いい野球ができた。
うちの選手は本当にすごい、すごいの一言だよ。」
決して選手を責めず、負けると自分のせいにしてきた落合監督。
一人の人間として尊敬に値する監督であると思う。
それでも厳しい表情も見せます。
今季のヤクルト戦、岩村に本塁打されて交代を告げる落合監督。
投手野口はその前の宮本に、意味のない四球を与えていた。
日本シリーズ第5戦の後編では
ファンの様子を書いていきたいと思っています。
お楽しみに!
それでは、また♪