お盆休暇で先祖のお墓参りに帰省している方達も多い時期。
そんな最中、俺は帰省する事は永遠に無い。
動機は単純明快。
両親の死を機に出身地とは縁を切ったからである。
理由は語りたくもない。
しかし幼少の頃から名目上の地元を離れるまでの間に
素晴らしい思い出も沢山ある。
俺が初めて貰った報酬は隣に住んでいたお婆ちゃんからだ。
血縁では無い。所謂ご近所さんである。
年金暮らしのお婆ちゃんは俺をもの凄く可愛がってくれた。
名刺サイズの紙にボタンを縫い付ける内職をお婆ちゃんはやっていた。
俺が遊びに行き教えて貰い何枚か下手糞なお手伝いをすると。
お婆ちゃんは御褒美に100円のお小遣いをくれた。
今思えば内職で100円稼ぐのにどれだけ縫い付ければと思うと
すでに他界したお婆ちゃんには頭が上がらない。
しかし帰省してお墓参りはしない。
ちゃんと現在地でリンク元の神社を選択して何時もお参りしているから。
幼少の頃の俺を慈しんでくれた方達はもう殆ど現世にいない。
墓石は墓標、目印と言うのが俺の概念なので悪しからず。
差別と区別の差異が解らない民度の低い土地には近寄りたく無いんでね。
そんな感じ。