はじめまして!
中堅スーパーで店長をやっている橘 裕介(たちばな ゆうすけ・42歳)です。
毎日お店に立ち続けて十数年……。
いま、全国の店長さんや店舗責任者さんが一番頭を抱えている悩みって、間違いなくこれですよね。
「とにかく、人が採れない!!!」
私の店も、まさにこの人手不足の底なし沼にハマっていました。
今日は、私が最初にぶち当たった「店頭募集の限界」についてお話しします。
昔は「貼り紙」1枚で人が集まったのに…
うちのお店では長年、求人といえば「店頭の貼り紙」が定番でした。
「レジ・品出しスタッフ募集!」と書いて入口に貼っておけば、近所のお母さんや学生さんが入社してくれたんです。
コストもかからないし、地域密着のスーパーには最高の方法でした。
ですが……ここ数年で状況が一変しました。
いくら貼っても、電話が鳴らない。
時給を少し上げて書き直しても、反応ゼロ。
気づけば、お店の前の求人紙はただの「風景」になり下がっていました。
なぜ「店頭の求人紙」は効かなくなったのか?
現場で頭を抱えながら考えた結果、理由はシンプルでした。
① みんなスマホで探している
今の時代、主婦の方も学生さんも、まずはスマホで「地域名+求人」や「求人サイト」を検索します。街を歩いて探す人は激減していました。
② 他店と比べられて負けている
ネットなら時給やシフトの柔軟性が一目で比べられます。他店がWebで魅力をアピールしている中、素っ気ない貼り紙1枚では勝負になりません。
③ 「急募!」が裏目に出ている
「人手不足です!」という切迫した貼り紙は、求職者から見たら「忙しすぎて過酷な職場なんじゃないか…?」という警戒心を生んでいました。
ワンオペ寸前、倒れそうだった毎日
応募が来ない間も、既存のスタッフさんは辞めていきます。
シフトの穴を埋めるため、私自身が早朝から夜遅くまでレジに入り、品出しをし……。
店長本来の「店舗管理」なんて全くできない状態でした。
「昔はこのやり方でうまくいっていたから」
その過去の成功体験に執着していたことこそが、一番の失敗だったんです。
次回は、この地獄から抜け出そうとしてさらに深みにハマった「せっかく採った新人が研修直後に速攻で辞めていく事件」について書きます!
同じような悩みをお持ちの店長さん、ぜひコメントで教えてくださいね。
