今更ながら、息子たちの呼び名を変えようかな。
6歳。幼稚園2年生になる兄。ボボちゃん。
2歳。元気が過ぎる弟。ピーちゃん。
よくわからんタイミングで、よくわからん名前に変更します。
さて、先週末は猛暑予報が出ていたので、家族でおっさん父母の持っている山小屋に避難した。
標高1300mという事もあり、私たちの町よりは涼しい。
夜は寒いくらい。
そんな寒い村の湖で泳いだり、いつもの事ながら登山に出掛けたりして過ごした。
帰ってくると、義父母がお昼ご飯用意して待ってくれているので、ありがたい。
その日はラクレットを食べようと、みんな庭にでていた。
義父母ご飯の支度、おっさん新聞タイム、子供たち暴れる、私ボーと子を眺め、時々やめときやーと叫んでいた。
すると椅子から椅子へと飛び移っていたピーちゃんが突然、痛いー!痛いー!と泣き叫んだ!
なんや!どした?と、ピーちゃんを見ると、足の裏にスズメバチが!
裸足で遊んでいて、スズメバチを踏みつけてしまい、刺されてる。
いや、足の裏にスズメバチが刺さってる。
なんてこったい!
隣で一緒に遊んでたボボちゃんはそれ見て固まってしまってる。
やだっ!スズメバチ!
私の可愛いピーちゃんの足刺してるやん!!!
虫大大大嫌いな私やけど、咄嗟にピーちゃんの足から素手でスズメバチを取って、地面にポイって捨てた。
おっさんもピーちゃんの大きな叫び声に何事や?と、近づいて来て、私が、そこのスズメバチに刺されてん!と言うと、慌ててそのスズメバチを5センチくらいとなりの芝生の方にペッてやった!
おい!何やっとんねん!
復活して逃げられるやろ!
また刺されるやろ!
踏み潰すとこやろ、それ!
を、全て、えっ?!で、伝える。
慌てて芝に埋れたスズメバチを探すおっさん。
大声で、痛いー!と泣いているピーちゃんをなだめながら、高校の国語の先生を思い出した。
私は田舎の山の上の女子校に通っていた。
事件は国語の時間に起こった。
教室にゴキブリ登場。
TOKIOの松岡に似てる子以外の生徒はみんなきゃー!とパニックになった。
その時、独身50歳くらいの国語の女教師がゴキブリを退治。
そして、その先生が言い放った言葉がこうだった。
あなた達も、いずれ自分の可愛い子供の足にゴキブリが止まってたら、やっつけられるようになりますよ。
あぁ、私お母さんになったんやわ。
大嫌いな虫、素手でやっつけたよ、先生。
でも、可愛い我が子の足にゴキブリ止まるシチュエーションなんて一度もないけど。
ほんで、考える。
もし、ゴキブリやったら…。
私にはまだ無理や。
まだまだ本物のお母さんにはなられへん…。