さぁ、寝よか!ってところで、CD聴いていい?と言い出した兄。
じゃ、僕取ってくるわ!と、プレイヤーを別の部屋に取りに行った。
横になってたはずの弟も何故だかついて行く。
僕、まだ探してるねーん!と言いながら、鉛筆をカチャカチャやる音が聞こえてくる。
まだやわー。カチャカチャ。
待ってなー。まだ探してるねーん。カチャカチャ。
画伯…早くベッドに来て寝てください…。
やっとCDプレイヤー持ってきたと思ったら、
ママ!宝物があるねん!と言う兄。
私。 そっか…、持ってきて…。
違う!どっかに宝物が隠してあるねん!
探してみて!
と言う私たちの会話を聞いて、弟がテコテコテコと駆けて行った。
嫌な予感。
しゃあないなぁ。と言いながら、探しに行こうとすると、弟がハイッ!と私に紙を渡した。
オウノウ‼️宝物‼️持ってきてしもた。
せっかく隠したのに、バラされてしまった兄は号泣。
まぁ、ええやん。ママきっと見つけられへんかったし、弟のおかげでこんな素敵な宝物見つけられたわ。
なんて言ってみても、止まらぬ号泣。
ちなみに、どこにあったん?と弟に聞くと、絶対見つからんやん!っていうおっさんの部屋のクローゼの中。
弟のおかげやわ。宝物見つかって良かったー。さぁ、寝よ。はよ、ベッド行くで。と言い残し、先にその場を去ると、今度は泣きながらやって来る弟。
その後を泣きながら付いてくる兄。
めちゃくちゃや。
話を聞くと、水を飲もうと水筒を持った弟から、寝る前に飲んだらあかん!と、兄が取り上げ弟の手の届かない所に置いたのだ。
仕返しで。
号泣の2人とベッド。
まぁまぁ…もう寝よ。いいから、早く寝よ。
とにかく、早く寝よ。
ベッドに来てからも、右で寝る、左で寝るで常に喧嘩。
結果、2人より先に私が1番に寝てしまった。
苦しい…もう食べられないよ〜。と、お腹いっぱいの夢から目を覚ますと、お腹の上に弟の頭。
お、重い…。
のそのそとベッドから抜け出し、リビングでiPhoneをいじってると、ママーッ!ママーッ!と叫ぶ兄の声。
はいはーい!と急いで駆けつけると、パニック状態の兄が部屋の電気をつけて、こっちに来ようとしていた。
叫び声と電気のせいで弟まで目を覚ました。
兄は、めっちゃ怖い夢見たわ〜。と言いまた眠ってしまった。
弟はもう1度は寝ようとしたのだが、ムクッと起き上がり、兄のところまで這ってくると、ペチッ!と兄の頭を叩いた❗️
起こされてムカついたのだろう。
泣きながら、叩き返そうとする兄。
夜中の1時やで。
もうお終い!2人とも叩いたらあかん!仲裁に入り、私も大人しく寝ることにする。
毎晩こんな感じ。
兄弟仲良くして欲しいものだ。
せめて、寝る前くらい…、平和に1日終わりたい。