お昼にカボチャ半分使って、スープを作った。


美味しいわ〜。言うて、一緒に出したパスタ混ぜて、甘いスープとしょっぱいパスタが合うねん!て、全てを台無しにした挙句、残しまくった兄。



騙されたと思ってひと口だけ食べてみ。言うて、騙されへんくて、うぇ〜と吐き出した弟。



クッソ〜!一生カボチャスープ出したろか!と思いながら子供達の残りをたいらげた。




晩御飯前に買い出しに行き、半額になってたムール貝を買う。


明日にでも食べようか。そう考えていると、ただ貝殻欲しいだけの兄に見つかってしまった。


晩御飯に1個だけ貝食べていい?

晩御飯に1個だけ貝食べていい?

晩御飯に1個だけ貝食べていい?




いや、あかんから。
1個だけじゃ料理できへんし。



貝1個だけ、1個だけ、1個だけ



いいよ、言うまで永遠続きそう真顔


じゃ、いいよ。
でも、全部は多いから、半分だけ料理しよか。



蘇る、2キロのムール貝の記憶。

貝殻欲しいだけの兄の、僕も食べるから!に騙されて、買った2キロのムール貝。

結局、兄に裏切られ、私1人で食べなければならなかった。



どうせ1個だけ食べて終わりやろ。
じゃ、半分あれば、私の晩御飯分にちょうどいいわ。


そう思い、半分だけ酒蒸しにした。


兄に1つあげると、美味しい!と言って、2つ目に手が伸びる。


それを見た弟が、僕にもちょうだい!と、あーあー叫んでいる。

身を外して食べさせると、あーあー!

なんや、もう1個ってことか?

はい!

あーあー!

はい!

あーあー!



その間、兄もパクパク食べている。



結局私の口にはほとんど入らず。




こんな事なら、全部使えば良かった。

前は全然食べへんかったのに。




全然食べないと言えば、昼に出したカボチャスープ。

リベンジ!と、晩御飯に再び出したのだが、2人ともひと口も手を付けず。



なんでやろ。
私の口にはめっちゃ合うのに…。




だから、子供達がママにハートってわざと残してくれたんやろか?



結局、大量のカボチャスープは、私が1日かけて、1人で飲んだ事になる。



毎日何食べてくれるんか読めない…。