大阪の地下鉄、とにかく変わった人が多い。
ある日女性車両で、めっちゃおっちゃんが女装して、パンツ見えそうなくらいのミニスカート履いて座ってた。
あら、綺麗な脚。
でも、そうじゃなくて、兄の目に入っていたら、きっと大きな声で、思った事喋ってたやろうから、違う事に夢中になっててくれて良かった。
また違う日には、上下鮮やかなピンクのジャージに白長靴ちなみにこの日は晴天、暑かった。、耳のところから三つ編みの紐が垂れてるニット帽をかぶり、サングラスをかけたおじいさんに、ロックオンされてしまった。
電車に乗る前から、チラッとピンクがおるなぁ。とは、見えていた。
同じ車両やけど、まぁ、遠いから大丈夫か。
と、思って乗り込んだら、子供に気付いたのか、ピンクがだんだんニコニコしながら、距離を縮めてくる。
長椅子1つ分向こうにいたピンクは、まず隣の長椅子に移ってきて座った。
と、思ったら、すぐ、その向かいに座った。
そこでワンクッション持たせる必要ある?
と、思っていたら、またすぐ、私たちの隣に移ってきて、座った。
ここで落ち着いたー
。
見た目かなり変わってるけど、悪い人ではないみたい。
距離を縮めている間も、ずっとこっちを見ながらニコニコしてたし。
隣から、めっちゃ見てる気配がする
。
私はひたすら絡まれないよう、目を合わさないように必死。
幸いこのピンクはただの子供好きで、見てるだけで良かったようだ。
絡まれる事なく、無事に下車。
子供が暴れ出すよりも、変な人に絡まれないかの方がヒヤヒヤしてしまう大阪の地下鉄である。