大部屋で公開パンパースチェンジの刑に晒されてしまった。




早くお家に帰りたいよ〜。




先に手術が終わってた隣の婆さんもまだいる。




同じく早く帰りたい。いつ帰れるんだ!と看護師に聞いている。





5分くらいで先生が来るから。と看護師が答えてから30分が経った頃、ようやく医師が見回りにきた。





婆さん診て、帰って良し!




次に私のところにきて、軽く術後の説明。



私ももう帰っていいですか?と、聞くと、ご飯を食べて自力でトイレに行って用が足せたら帰っていいとのこと。




それなら楽勝だい!とトイレに向かおうと立ち上がると、フラッ。



あらやだ。まだ下半身の麻酔が残ってるじゃない!

ベッドの上では足動かせたけど、どうやら私の体重を支えるまでには回復してなかったみたい。



お医者さんに支えられて、まずはご飯食べたら?と諭される。




そ、そやな。そうします。。


ご飯ください。



って、出てきたご飯はまるで冷めた離乳食。



めっちゃマズイやないかい!




このマズいご飯、写真に撮りたかったのに、撮れなかった。



なぜなら、カップルできてた婦人のところで医師の説明が始まっていた。




泣いてる。。。



やだ、なんだかすごく深刻やん。




軽く筋腫の手術受けにきた私と温度差凄まじい。




泣いてる横でご飯パシャっ!なんて出来ないよ〜。




と、思ってたら、お婆ちゃんめっちゃ笑顔のルンルンでみんなにチャオ〜!!言うて帰って行った。



私ったら気にしすぎかな?空気とか読まんでええのか。




婆さんが帰ってからも、説明は続き泣き続ける女性。




その横で、帰るためにマズいご飯をがっつく私。



食べづら。



出来るだけがっついてないように見えるように、バターやジャムも出来るだけ大人しく塗って、オッケー食べた!




もう一回トイレ行ってみるね!




今度はヨロヨロだけど歩けるわ!




これで帰れる!




トイレに座るも出ない。。




出す感覚がわからない。




ベッドに戻って、ダメだ。出なかった。。と言い残し、携帯の充電もないので寝るしかない。




ひと眠りし、復活したので、トイレへGO!





ようやく大成功!




婆さんみたいに陽気にチャオ〜!とは言えず、1人でこっそり退出。




おっさんと子供達が迎えに来てくれて、長い長い1日が終わった。