『ヘンゼルとグレーテル』の二人は、森で迷ったとき、とてもお腹を空かせていました。
そこに現れたのが、お菓子の家。
壁はケーキ、屋根はクッキー、窓は砂糖。
そりゃ、食べますよね。
二人にとっては、そのとき必要なものだったのです。
貧しくて腹減ってたから、仕方ない。
だから、お菓子の家に入ったこと自体が間違いだったわけではありません。
ところが、その家には魔女がいました。
状況が変わった。
「ここにいるのは危ない」
そう分かったなら、今度はこの家から出なければならない。
ここが、ちょっと面白いところです。
私たちは、ときどき、
「最初に選んだんだから、最後まで続けなければ」
と思ってしまいます。
でも、最初は正しかった選択が、状況が変われば、正しくなくなることもある。
そのとき必要なのは、
「あのときの自分は間違っていた」
と責めることではなく、
「今は状況が変わった。だから、ここから出よう」
と判断することなのかもしれません。
仕事でも、計画でも、人間関係でも同じ。
始めたときには必要だった。
だから始めた。
でも、今は違う。
だったら、出てもいい。
せっかく見つけたお菓子の家だからといって、魔女と同居する必要はありません。
クッキーを一枚だけポケットに入れて、
「ごちそうさまでした」
と森へ帰ればいいのです。
今日でSUNKS COSTについて話した
派生ブログでした。
