まだまだキーボード
これからはじめるサービス、PCパートナーのことを考えていると、どうしてもパソコンのキーボードとタッチタイプのことに考えがおよんでしまう。
わたしがパソコンと付き合うようになった当初、キーボードなんかまったく打てなかった。しかし、会社がプロのタイピストだらけで、機関銃のようにキーボードを恐ろしく速く、正確に叩くすがたを見て、独習で、なんとかタッチタイプをマスターした。その後、縁あってか、キーボードトレーニングソフトの開発と販売にたずさわることになり、ますますタッチタイプの必要性を認識した。
が、当時、かれこれ20年も前になろうか、そのうちに音声認識技術が進歩してキーボードなんか必要なくなるとか、手書き認識の発達で、これまたタッチタイプなんか必要なくなるとか、いろいろと市場の反発があったりした。
しかし、相変わらず現在でもパソコンに文字を入力する手段はキーボードで、タッチタイプは不可欠の状態である。
音声認識や手書き入力はどこかへ行ってしまった。
だから、わたしはいまだにパソコンとうまく付き合うためには、タッチタイプ(キーボードを見ないで文字を叩くこと)が重要だと思っている。
自己流でキーボードを見ながら、ゆっくりと文字を打つ姿を見ると、複雑な気分になってしまう。
40過ぎの人に今からタッチタイプの練習をすすめるべきだろうか。
時間がないし、現状でいいじゃないかと反論されるに違いない。
しかし、わたしのパソコンプロとしての経験では、1時間の練習を2週間つづければ、誰でも50過ぎでもタッチタイプは習得することができる。
わたしのブログが、ときとして、長くなってしまうのは、わたしのキーボード入力が速いからだろう。
(手書きがもどかしくてしかたないのも事実)
わたしの先生である羽鳥さんも、70歳を過ぎて、まだときどきタッチタイプの訓練をするそうである。オーストラリアのキーボードトレーニングソフトを日本語化して、日本でマーケティングする機会を与えてくれたのは、この羽鳥さんである。それで、5年間くらいは、来る日も来る日もキーボードとタッチタイプのことで頭がいっぱいだった。だから、いまだにわたしに染み付いているのだろう。
現在の10倍の速さで、正確にキーボードから文字を打ち込むことができれば、どれほどパソコンと仲良くなれるだろう。そして、ほんとうにパソコンを道具として、仕事に100%活用できるようになるだろう。これからの若い人たちは、学校でタッチタイプを習得するのが当然となるに違いないが、問題は、わたしたちと同年代の中高年さんたちだ。
タッチタイプを覚えるのは、車の免許を取ることよりずっとずっと短時間で安全で楽なのだ。
さて、どうやって、このタッチタイプというキーワードを当サービスに関連させるかが問題となってきた。
たとえば、のどにとげがひっかかっている。息がが苦しい。でも、とげを抜くのはめんどうだし、痛いにちがいない。ちょっと空気を吸い込むのに苦労するが、このままでいいだろう。
でも、ちょっと時間をとって、思い切ってのどのとげをひっこぬいたらどうだろう。
ほんのちょっとの時間と痛さで、のどのとげが抜けた後は、想像もできなかったほど爽快になるに違いない。
いずれにしても、20年も長い間、わたしを揺さぶりつづけている問題である。