「あ」という名前の定食屋さん(その2) | 帰ってきた社長がんばるin群馬

「あ」という名前の定食屋さん(その2)

さて、注文が決まると、おかみさんの指示で、つけものと煮物が入った器を自分で席に運ぶ。先に入った3人のお客さんも、おかみさんの知り合いらしく、家族か親戚のような雰囲気でそそくさと自分たちの食卓を整えている。


本日の日替わり定食:

・おしんこ:浅漬け、または、古漬け(だいこん、きゅうり、にんじん、うめぼし)

・煮物:煮卵と煮しめこんにゃく

・あえもの:くらげときゅうり

・つけめん:細めんうどん、(上に、トマト2切れ、みつば、にんじん千切り、わかめ)

・つけ汁

・やくみ:ねぎ、みょうが

・ごはん


以上で500円なり。


すべて手作りでうまかった。特に「ごはん」がうまい。


定食の食べものたちをいとおしみながら食べていると、4人ほどのお客さんが入って来た。おかみさんの知り合いらしい。わきあいあいで、がやがやと楽しそうだ。それから、また2人入って来た。父と娘である。玄関わきの座敷にも3人ほど客が入った。

ずいぶんとにぎやかになった。

まったくの他人はわたしだけのようで、店の中の雰囲気は、親戚同士の集まりのようになごやかで明るい。


はじめてのお客ということでらしいが、わたしは「梅ジュース」をサービスしてもらった。(自家製の梅シロップが使われているようで、おいしかった。夏の暑さにはうれしいさわやかさだ。)


勘定のときに、名刺を渡して、わたしの正体を明かして外へ出た。


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