『自分の子どもや教え子の個性を伸ばしてあげたい!』


って思うことって、すごく自然なことで、親や先生の立場の人が抱く感情として、ほとんどの人に共通だとおもうのです。


自分の後進に対して、自分よりもちょっとでもイイ暮らしをして欲しいと思うのは、人として持っている健康的な考えであります。






『天邪鬼キッズしゃかりき』というチームで子どもたちに太鼓を教えているのですが、今、"武人のソロ"を子どもたち自身でつくっています!

"武人"についてはコチラ 


子どもたちがこの曲を一所懸命に演奏する姿は、心がなかなか揺さぶられます。



さて、ソロを自分たちでつくるというのは、まさに「個性を伸ばせるかどうか」なのです。


そのために、

今のお稽古で大事にしていることを書いてみました。


▪️とりあえず思いっきりやれるように勇気を送る。

▪️初めから大人が"教える"のはNG。

▪️上手いか下手ではなくて"自分の好きなことベース"でつくってくるように促す。

▪️一人ひとりが異なる。だから「寄り添う」。

▪️「キラッ❗」と出てきた魅力を一緒に喜ぶ。

▪️繰り返し、繰り返しやる。

▪️自分で気付くのを待つ。

▪️ひたすら待つ。

▪️待っている間はコミュニケーションを楽しむ。

▪️悩みを"解決してあげる"のもNG!

▪️太鼓を打つ基本(型のようなモノ)は教える!

など。


たった一人で自分を表現することがコワくて泣いた子もいたけど、先生はその瞬間のコワさはよくわかってるから。

そっと勇気を渡して、大人も一緒に挑戦する姿勢が伝われば、子どもたちはケロッとした顔をして立ち向かえます。


めちゃくちゃ、優しいでしょ笑


それでも『テツ先生は、キブツジムザンだ!(鬼滅の刃)』なんて言ってくるから、子どもたちとの時間はおもしろいです。


僕は、ただただ太鼓だけを教えたいとは思わないのです。

こんな不確実だらけの時代だから『太鼓』を通して、みんなが大人になってもみずみずしく生きていけるような人間力をつかんでもらえたら嬉しいです。



個性を伸ばそうとすると圧力が掛かけられた時代は、もうとっくに終わったから。

世の中が変わるスピードは、これからもどんどん上がっていくから、楽しみながら、自分を越えて、新しい自分になれるようにね。ほとんどの大人だって、今どうしていいか悩んでるんだから大丈夫。笑


みんなが挑戦してる姿に勇気をもらって、先生はまた自分に挑戦します。






そんな、しゃかりきに太鼓を打つ "しゃかりき"に入りたい子どもがいたら遊びにきてね。

【天邪鬼キッズ しゃかりき】

お稽古:月3回 土日  (前の月に決まります!)

お月謝:¥6,000+スタジオ代¥2,000

場所:井草地域区民センター 、鷺ノ宮コミュニティプラザ 

年齢:小学校1年生~高校生3年生
出演:天邪鬼保存会おさらゑ会「天翔の会」、阿佐ヶ谷七夕まつり、ゆうやけ市