5歳の娘、2年生の漢字学習を始めて4か月ほど経ちました。日本への一か月の帰国中はほとんどタッチしていませんでしたので、実質3か月くらいの学習ですが、ほとんどの漢字が何となくわかるようになってきました。1年生の漢字80字と比べ倍の160字、しかも画数も多く、使う漢字はあまり5歳には身近ではない概念的な言葉をたくさん含みます。相変わらず漢字カードが好きな娘は、毎日とは言いませんが、いろいろな家庭学習の中でも一番コンスタントに続けてこられています。ドリルやアプリも活用していますが、一番使っているのは断然フラッシュカードです。今日は以下の漢字イラストカードを使い始めて2か月ほどの間の効果のほどを検証したいと思います。

 

 

 

 

 

こちらのカード、実は購入時に少しがっかりしました。私はすでにお手製のフラッシュカードを使っていて、最初あんまりそれとの違いがなかったからです。手持ちのカードは表に漢字一字のみ、裏にはその漢字を連想させる絵と熟語や使い方が載っています。(マイフラッシュカードについては以下参照)

 

 

一方購入品は、私の持っているものと違い、漢字とそれを象徴する絵が一緒に描いてあります。漢字と絵を同時に見ることで、その漢字を覚えるのに役立ちます。そしてこの一緒についてくる箱の一部をかぶせると、絵の部分だけ、または漢字の部分だけを隠すことができ、読み書きをテストすることができるのです。その段階まで来たらや私の今持っている手持ちのカードでも問題なく勉強できるようになります。というわけで、この小さな違いしかないのですが、一年生の漢字の時とは覚えやすさが全然違い、ある程度漢字の意味と読みのどれか一つが一致する今の時点まで来るのがけっこう大変だったので、それだけでも購入の意味はあったかな、と思います。あと、マイカードよりもわかりやすい絵が多いというのもポイントです。

 マイナス点としては、やはりカードがちょっとお高いということでしょうか。2年生の漢字は多いので、上と下のセットを買わないと完成しませんし。あと、大きすぎるのでハンドバックに入れて持ち運んで隙間時間に遊ぶ、ということができない点ですね。それは手製のカードで補うことができるので別によいのですが。

 3年生のカードのセットは更にお高いですが、今のところ購入予定です。3年生の漢字は更に多く、更に抽象的な概念を含みます。一つ一つ覚えていくことはもっと難しくなるので、カードでお手軽に漢字学習をサポートできるなら安いかなと思います。海外で育つ子供たちは毎日現地校に通いますので、日本語学習に割ける時間も体力も限定的になります。漢字を家庭で勉強していくにあたり、効率的かつ効果的であることは必須ですので、確実に簡単に覚えられるカードというのはとても優秀です。ちまちま家でマイカードを作るのも大変ですのでね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。