色白は、インド美人の条件? | 「アジアの放浪者」のブログ

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インドで今、ミス・インディア・コンテストが行われています。

「fbb COLORS FEMINA MISS INDIA 2019」。

主に女性向けファッションをネット通販しているfbb社と、「Colors」というテレビ・チャンネルを運営している Viacom 18社がスポンサーになっているビューティー・コンテストです。ここで一等に選ばれた女性は、今年タイで開催される世界四大ミスコンのひとつ、「Miss World 2019」インド代表になります。

 

現在は、インド各州などから30人の女性が選ばれています。6月15日、ムンバイで最終選考が行われる予定。それまで、このミス・コンを盛り上げようと、さまざまな企画が行われているところです。プロモーション・ビデオもあります。まぁ、スポンサー企業としては、そこまで求めて当然でしょう。

 

 

希望あふれる若い女性を見ることは、私もけっして嫌いではありません。逆に、何だかこちらも元気になるような…。しっかりとオジサン化しています。

 

しかし、ちょっと気になることも。

ご覧いただければお気づきになるかと思いますが、全員といっていいほど、皆さん色白なのです。

 

※ fbb COLORS FEMINA MISS INDIA 2019 Facebook pageより転載。

 

そうかなぁ…。

現在滞在しているデリーの街を歩きますと、褐色肌の人もけっこう見られるのですが…。

 

たしかにインドには、インド・ヨーロッパ語族(アーリア系)に属する民族も少なくありませんから、男性も含めて、色白の方がかなりな割合で見られます。また、チベット・ビルマ語族もいますから、こちらの人たちは、日本人に近い印象を持ちます。

 

一方、インド南部に多く住んでいるドラヴィダ族は、どちらかというと褐色の肌です。しかし、この地域に位置しているタミル・ナドゥ州の代表であるルビヤさんも、褐色というより色白っぽい…。メイクとライティングの関係でそう見えるだけでしょうか?

 

 

アジアでは、美人=色白という印象があります。なぜそうなのか…。褐色肌の人にも、ハッとする美人さんはたくさんいらっしゃると思いうですが…。

 

日本人は、日焼けを健康的とする価値観もあるかと思うのですが、こちらはこの価値観がちょっと異なるようです。