俺は自己啓発の類の話は嫌いなんだけど、でもニーズはきっと高いだろうし、資格を取ろうとしている方なんかは知っておくと少しはいいことがあるかもしれないとも思うから、書いてみようと思う。
まず自分が何になりたいかわからない人っているだろう?今なんかやたらと多いような気がするんだよな。
その不安はよくわかる。俺も同じ痛みの中にいたから。
そんな人は、自分に自信がない人が多い。でもな、俺はいろんな人にあってきて思うんだけど、そういう人の方がきっと優秀だぞ。自分のことを大切に考えているってことの裏返しなんだと思うから。自分が大切にできないやつはだめだ。だから結果的に死ぬほど悩んでいいことなんだと思うんだよ。自分の人生の大部分を傾けることだから、時間とかそういうことでは決めてはいけないと思うんだな。
ただしタイミングってやつはやっぱりあるから、例えばあなたが今足踏みしていることが、歩き出すことへの恐怖だったりするなら、ちょっと考えなくちゃいけない。恐怖っていうのは結局、わからないから起こる感情なんだよな。だから自分をちょっと知った方がいいんだと思うんだよ。それでちょっと前がクリアになったら、それに向かって踏み出してみればいい。誰がなんと言おうと、俺は応援してやるから。
じゃあまず自分のことをしるための方法からいこうか。
よく考えてみてほしいんだけど、自分っていうのは結局いままでの人生経験から形成されてるわけだよな?
ってことはさ、自分の人生をもう一度見てみればいいと思わないか?
だからまず、自分の人生を振り返ってみることだ。でもむやみに振り返ってもだめだ。
チェックしなくちゃいけない人生経験は、以下のものだ。
①何によろこんだか。その理由は?
②何に悲しんだか。その理由は?
この二つでいい。とりあえず。
それでそれを去年、おととしとだんだんさかのぼっていけばいい。
で、記憶がないところまで行ったら、終了だ。
自分が何に喜ぶかわかると、つまりは何を達成すると喜べるのかわかるよな?つまり自分のほしい物や体験のヒントになるはずなんだ。悲しい記憶は例えば苦手なこととか、コンプレックスとかわかるだろう?
喜んだとか、悲しいとかっていうのは、すごく小さいことでもいい。コンビニのなんとかって菓子がうまくて
幸せだったとかなwそういうことをできる限り思い出していく。
これで自分は何が好きで何が嫌いかわかるようになってくる。何度もやれば。だから暇なときに少しずつ
やってみればいい。
次、目標が決まって歩き出した後、ぶれないための方法だ。
目標を決めても、本当に自分に合っているかどうかわからなくなることがある。一時的な思い込みなんじゃないかとかな。でもそれでいいじゃないか?思い込めたってことはそのことに対して才能があるってことだよ。
例えば、俺は野球が嫌いだけれども野球選手になりたいなんて思い込めない。そりゃそうだ。嫌いだから。
だから一度でも、一日でも、○○になるぞとかやるぞって思えるのは実はすごいことなんだよ。
でもやっぱり人間だから、辛くなったり躓いたりすると、疑うよな?それは当たり前のことだから気にするな。
でも逃げるなってことだ。一度決めたら仕舞いまでやってみろ。自分の考える終わりまででいい。
話がそれたけど、ぶれない方法を書くことにする。
毎日そのことを書き続けることだ。紙でもパソコンでもいいから、とにかく書き続けること。
俺は○○になる!って毎日毎日、時間があれば何回でも何かに書くことだ。
それに加えて、自分のプライベート空間に紙に書いて貼ることだ。見えるとこに。
トイレとかでもいいだろう、部屋でもいいだろう。手帳とかでもいいだろう。
人間の脳っていうのは非常にうまく出来ているが、結頑固者だ。
だから毎日毎日思い込ませてやらないと、そのモードに入らない。
結局何かを得たやつっていうのは、そのことを人より強く思い続けたやつなんだよな。
だからやってみるといい。きっと少しずつ変わるはずだから。
この辺にしておこうかな。
何になれるかわからない人、何かになりたくて努力してる人、その努力に疲れている人。
みんな頑張れ。今、きっと生まれ変わろうとしているんだろう、おまいらは。
その苦しさはある程度の知的水準というか、悩める頭のよさがなければできないことだから、
大いに悩んで苦しむといい。その泥沼の中からそのうちにきっと小さくきれいなものが浮かび上がってくるんだろう。そのときは勇気を振り絞って掴み取れ。
努力したからといって成功するとは限らないが、成功したものはみな努力している。
それは何かに向かって走り出すことだけでなく、何に向かうのか考えることもそうであると俺は考える。
だから大いに、ゆっくり、自分なりに悩んで苦しむといい。そしてたまには忘れて、はめはずしたりすればいい。毎日暗く悩むことはない。いろんなものを見て、感じて、触れて、いい気持ちになりながら悩めばいい。
そのうちきっと道が一本見えてくる。後はそこをいくだけだ。