厩舎考察 大阪杯2024全頭診断 | 人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

的中率重視の方は他の高的中率を誇る予想家さんの意見を参考にしてください。ここで紹介するのは、3着以内に届けばラッキー的な馬です。ご自身の軸馬の相手一角に入れておくと、ひょっとすると…w

昨日のドバイワールドカップデーは

ゴールデンシャヒーンで☆タズが勝ち

シーマクラシックも☆レベルスロマンスが勝ち

ドバイワールドカップも

ローレルリバー、セエニョールパスカドールを

押さえていたので

個人的にはここ最近にはない

なかなかの好成績でした

 

大阪杯のこの調子でいきたいものですが、

ドバイに有力馬が大挙遠征、同じく有力騎手もいない

そのため、今回人気のない馬にも

まったくノーチャンスという馬はいなさそうなメンバー構成

そのため弱い弱いと言われ続けている4歳世代のダービー馬

タスティエーラが押し出される形の一番人気

何が来ても不思議ではないので一頭づつ診断しておきましょう

 

ミッキーゴージャス(安田翔伍)

安田隆行厩舎からの転厩初戦

厩舎最後の重賞を届けたところまでがこの馬の役割

斤量56kgも初めて

かつデムーロの最内枠で連勝中でも買い要素は薄い

 

ローシャムパーク(田中博康厩舎)

能力的には最上位クラスの上

海外ではまったく走らない田中博康厩舎

前走は度外視していいものの阪神初遠征は

間違いなくマイナス

さらに田中博康厩舎の阪神芝実績が

0.1.0.12

2着1回が毎日杯のベジャールなので

克服の可能性はゼロではないが

人気の割にマイナスが多いのは事実

 

タスティエーラ(堀宣行)

数少ないGⅠ馬の1頭で能力的には

ローシャムパークと同様最上位クラス

堀厩舎の阪神芝実績3.4.3.42

勝率5.8%、連対率13.5%

強調材料はないものの

その3勝はサトノクラウンの宝塚記念と

サリオスの朝日杯

さらに重賞勝ちが外国人騎手に偏る堀厩舎ですが

松山弘平×堀宣行

16.10.3.41

意外と好成績でここは買える材料

ただ、

個人的には同厩のサリオスっぽい気がするので

人気ほどには走らない可能性は高そうな中

馬券内に残れるかどうかがカギになりそう

 

ハヤヤッコ(国枝栄)

好走と凡走を繰り返す国枝厩舎の

前走休み明け凡走後のGⅠ

不人気の時にこそ押さえておいた方がいいのが

国枝厩舎の古馬牡馬

昨日のダービー卿パラレルビジョン

スプリングSのシックスペンスと

明らかに厩舎の不振は脱した感があるので

一発あっても驚けない

 

スタニングローズ(高野友和)

同厩レイパパレで初GⅠを制した舞台で

厩舎としては間違いなく最も得意な舞台

昨日のナミュールのように微妙に人気がない時に

そっと馬券内に潜り込む可能性は十分ありそう

高野厩舎の阪神2000m以下GⅠ成績は

3.2.0.9

と驚異的な数字なので押さえは必要

問題は順調に使われてきている馬ではなく

ヴィクトリアマイル以来となる実戦がカギ

 

ジオグリフ(木村哲也)

世代最強あるいは史上最強かもしれない

イクイノックスに勝った数少ない馬

これだけで同じ皐月賞馬ソールオリエンス

よりは馬券妙味は高そう

ただし木村厩舎の阪神芝重賞

1.2.1.24

人気を裏切るケースが多く

唯一の勝ちがイクイノックスの宝塚記念

 

ハーパー(友道康夫)

成績的には関西牝馬版サリオス

友道康夫阪神芝重賞実績が

4.5.6.44

勝ちきれないものの2.3着は多い上に

6番人気のポタジェで大阪杯を勝っており

厩舎としては侮れない

コースも展開も合いそうなところはあるものの

斤量56kgがカギとなる上

走ったレースで善戦はしていいものの2勝馬

 

プラダリア(池添学)

国枝厩舎と同様好走と凡走を繰り返す厩舎の

好走後のGⅠ順番的には凡走の番ですが

昨年は日経新春杯3着→京都記念3着

今年は京都記念勝ちからの転戦で

ここまでなら持つ可能性はあり

かつ、ドウデュース、イクイノックス世代

これまで戦ってきた相手が違うので

ここでは十分足りると見るべきでしょう

宝塚記念6着とはいえイクイノックスと0.4秒差

おそらくこの馬は

5番手以内で先行できるかどうかがカギ

 

ステラヴェローチェ(須貝尚介)

ソダシ、エフフォーリア、タイトルホルダー世代の

生き残りで勝ちきれなかった馬が

前走リステッドを勝ったのは非常に大きい

問題はGⅠ善戦していた頃に

実戦勘が戻っているかどうかだけで

能力的には十分足りていい

須貝厩舎阪神芝重賞実績

4.5.6.47

と友道厩舎と似ており勝ちきれないものの

馬券内は多い

 

ソールオリエンス(手塚貴久)

皐月賞を強い勝ち方した馬なので

当然ここで復活というのは十分可能性はあるが

手塚貴久厩舎阪神重賞実績

1.5.2.21

となかなか勝ちきれず

何より手塚貴久自体

昨年の皐月賞ソールオリエンス

マイラーズカップのシュネルマイスター以来

重賞勝ちがない状況

厩舎的にも正直狙いづらい

 

ベラジオオペラ(上村洋行)

阪神芝重賞はベラジオオペラのチャレンジカップが

初勝利

ただでさえ、重賞で少し足りない馬が多い

上村洋行厩舎

厩舎の重賞成績が

3.4.2.40

この3勝中2勝がベラジオオペラ

残りはアイアンバローズ

上村洋行厩舎阪神芝重賞実績

1.2.2.11

正直人気ほどの信頼性は低い

 

キラーアビリティ(斉藤崇史)

昨年の大阪杯13着

大きく変わったところもなく

前走サウジの芝GⅢで2着は

さほどプラスになるとは思えない

ただ斉藤崇史厩舎は阪神芝で

人気以上に走る傾向があり

阪神芝重賞5.6.7.38

友道、須貝とも見劣りしない

何よりこの馬自身GⅠ馬

 

ルージュエヴァイユ(黒岩陽一)

そもそも重賞実績がさほどない黒岩陽一厩舎

黒岩厩舎の重賞成績

6.7.4.52

アスコリピチェーノが阪神JFを勝ったように

2,3歳での活躍はそこそこあるが

4歳以上の重賞では2.4.1.30

勝ったのはアルゼンチン共和国杯のブレークアップ

その前は2016年エルムSのリッカルド

この馬自身の勝ちきれなさの要因

古馬混合になると京都記念の成績が示す通り

足りない印象が強い

ちなみに阪神重賞実績は1.1.0.5

むしろいいほうだが連対2回は

アスコリピチェーノの阪神JF

ラブリイユアアイズの阪神JF2着

これをどうとらえるか

 

エピファニー(宮田敬介)

小倉大賞典からの大阪杯は

当時売り出し中の杉山晴紀厩舎の

アリーヴォが通った道

ブレイディヴェーグを筆頭に現在売り出し中の

6年目宮田敬介厩舎が杉山晴紀厩舎と同じ道を

歩めるかどうか試金石

ベラジオオペラのチャレンジカップ

同斤量で0.2秒差4着

なら逆転もなきにしもあらず

 

リカンカプール(田中克典)

個人的な注目厩舎で

リカンカプールは神戸新聞杯から買っている馬なので

メンバー的には厳しいものの

ここで買わずに来たら間違いなく後悔しか残らない

前走勝ち馬4頭中の1頭

13番人気なら押さえておいて損はないはず

 

カテドラル(池添学)

好走と凡走を繰り返す厩舎の象徴的な馬

さすがに近走精彩を欠いていますが

もしこの馬にまだワンチャン残っているなら

ここではなく

ここで大敗した次が狙い目

ではないか