コラソンビートをフィリーズレビューに送る
加藤士津八厩舎
シリウスシンボリでダービーを制した
加藤和宏元騎手、現調教師の息子で
開業7年目の若手調教師
コラソンビートの京王杯2歳Sが厩舎初重賞でしたが
先週、コスモキュランダが弥生賞を制し
今週コラソンビートがフィリーズレビューで好走できれば
牡馬牝馬ともに一気に世代の台風の目になりそうな厩舎
明らかに今、最も勢いのある厩舎であることは
間違いありません
加藤士津八厩舎の現役馬
その厩舎の立役者である
コスモキュランダが
ビッグレッドファーム生産でビッグレッドファーム所有馬
コラソンビートが
ビッグレッドファーム生産でサラブレッドクラブラフィアン所有
つまり2頭ともにマイネル軍団の馬
ビッグレッドファームは
加藤士津八厩舎開業以降から
毎年のように2~3頭の馬を預託していましたが
現3歳世代でマイネル軍団が
2頭預託して2頭ともに
重賞ウィナーになったという状況です
これが単なる偶然なのかどうなのかが
フィリーズレビューでコラソンビートが
好走するかどうかカギになりそうです
昨年は19勝でリーディング73位
一昨年は18勝でリーディング77位
と上位厩舎とはやや隔たりのある成績しか
残せていませんでしたが
今年すでに8勝でリーディング12位
その原動力は間違いなく現3歳世代で
8勝中6勝が現3歳世代で
未勝利戦で4勝、
クリスマスパレードで1勝C水仙賞と
コスモキュランダの弥生賞の6勝
水仙賞を勝ったクリスマスパレードは
牝馬ながら2戦2勝
こちらはフローラSからオークスを目指すとのことですので
クラシック候補にのってくるかも知れません
ちなみにクリスマスパレードは
ノーザンファーム生産GⅠレーシング所有馬
現時点では何が変わったのかはわかりませんが
明かに加藤士津八厩舎の現3歳世代は
レベルが上がったと考えたほうがよさそうです
ただ、マイナス面がない訳ではなく
コラソンビート自身は
今回必ず賞金加算しなければならないという立場ではない
つまり、いい競馬ができれば3,4着でも構わない
という立場であるということ
そして、
通常ウッド坂路を併用が厩舎の調教パターンですが
今回、栗東滞在で坂路オンリーの調教になっている
従来と同じ調教パターンではないのは
気になる調教過程であることは
間違いありません
ここでの好走はおそらく50:50くらい
ではないかと思われますが
それでもここで勝ち負けできれば
間違いなく桜花賞でも人気になるでしょう
厩舎のこの先を占う上でも
NF社台軍団を止めるのは
マイネル軍団になるのかどうか
厩舎にとってだけでなく
生産牧場、馬主にとっても
非常に重要な一戦になりそうな
今、最も勢いのある
加藤士津八厩舎のコラソンビート