ビザンチンドリームをきさらぎ賞に送る坂口智康厩舎
坂口智康調教師は坂口正則元調教師の長男で
坂口正大元調教師は叔父にあたり
生粋の競馬家系出の若手調教師です
父の坂口正則厩舎は
エイシンサニー、エイシンバーリンなどの
冠名エイシンの平井豊光オーナーのメイン預託先で
かつてエイシンの冠名の活躍馬の大半は
坂口正則厩舎所属馬でした
さらに叔父の坂口正大厩舎は
マヤノトップガン、キングヘイロー、デュランダルを管理した
名伯楽です
競馬一家出身の若手調教師で6年目になりますが
過去5年の通算成績が
通算60勝、中央重賞1勝エイシンクリックの阪神スプリングJ(J G2)
特別勝ち6勝
2019ペガサスJS(中山障3350)
2019佐世保S(小倉芝1200)
2019ながつきS(中山ダ1200)
2021三条S(新潟ダ1800)
2022湯浜S(函館ダ1700)
2023有田特別(小倉ダ1000)
現在所属のオープン馬2頭はいずれも障害馬
つまり、年14~15勝、リーディング100位前後の
現時点で中央の芝重賞勝ち馬もなく
芝の特別勝ちすら小倉1200の1勝しかなく
勝率5%、連対率10%程度で
芝のオープン馬すらいない厩舎
が現状の坂口智康厩舎
中央場での重賞はおろか特別勝ちすらない
若手厩舎所属の3歳1戦1勝馬が
新馬戦のパフォーマンスだけで
1番人気に押されているのが現状です
坂口智康厩舎の重賞実績
さらに鞍上が前走ムルザバエフから
ピーヒュレクへの乗り替わり
そのピーヒュレクの成績が
2.5.4.47で勝率3.4%、連対率12%
重賞、特別勝ちいまだゼロ
ビザンチンドリーム自身は
新馬戦のパフォーマンスから
現状1番人気に推されていますが
厩舎、騎手ともに重賞にまったく縁のない
厩舎と騎手がいきなり重賞で勝てるのかどうか
がカギになるでしょう
相手になりそうなのが
藤原英昭厩舎・川田将雅騎乗
東スポ杯3着の実績のあるファーヴェント
どちらが軸にふさわしいかを考えると言わずもがな
かと思われます
個人的には
メンバーレベルを考えても
消しとまでは言いませんが
ここでは押さえまでの評価で
ここでの走りを見てから評価を上げても
遅くはないかなとは思います
厩舎・騎手ともにほぼ実績のない
坂口智康厩舎×ピーヒュレクコンビの
ビザンチンドリーム