厩舎考察 藤岡健一厩舎 札幌記念編 | 人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

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的中率重視の方は他の高的中率を誇る予想家さんの意見を参考にしてください。ここで紹介するのは、3着以内に届けばラッキー的な馬です。ご自身の軸馬の相手一角に入れておくと、ひょっとすると…w

今年の札幌記念の難しいところは

一番人気のソダシが気分次第なところと

ジャックドールの存在が未知数過ぎるところ

 

藤岡健一厩舎を考察していきます

 

ご存知のように藤岡佑介、藤岡康太兄弟の父であり、

宇田明彦、伊藤雄二、南井克巳厩舎の厩務員を経て2001年開業した

中堅厩舎

 

代表馬はビッグアーサー、ジュエラーのGⅠ馬

そしてあの、最強のシルバーコレクターサウンズオブアース

 

昨年37勝で過去最高のリーディング7位に輝きましたが、

2022年8月時点で13勝、リーディング64位と急下降

 



厩舎としての流れは非常に悪い状況です


22年で中央重賞14勝

年1回重賞獲れるかどうかの厩舎で

ジャックドールの金鯱賞は

ロードゴラッソのシリウスS以来



昨年はジャックドールの連勝を中心に
勝利数、勝率、単勝回収率が
上がりましたが
こういう流れが続かないのが
中堅を脱することができない所以


基本的には人気通りに走る厩舎ですが
勝率はさほど高くありません
つまり人気馬が勝ちきれないケースが多い
ということで
代表馬サウンズオブアースの成績が示す通り
だと思います


そして、これが一番の特徴で
オープン・重賞クラスまで上がる馬が
このクラスで数は使われるが
なかなか勝てない
まさにサウンズオブアースの成績通りの実績です

オープン以上はそんな状況ですが
2・3勝クラスの単勝回収率は非常に優秀です

つまり、2・3勝クラス馬をオープンに
引き上げる力はあるが
オープンに上がったところで壁に
ブチ当たるというのが最大の特徴



さらに札幌、函館の北海道シリーズは
明らかに不得意


厩舎実績馬の大半が短距離中心である通り
厩舎実績の中心も短距離メインです

つまりサウンズオブアースや
ジャックドールは厩舎傾向としては
異端の存在
したがって勝たせるためのノウハウが
薄いということ

ジャックドールのポテンシャルは
非常に高いものがあると思いますが
厩舎としては重賞レベルで
人気馬を安定して走らせ
勝ち切ることができる厩舎ではない
ことは間違いありません

厩舎としての馬券作戦としては
下級条件の人気薄が狙いの厩舎で
GⅡレベルの上位人気は
非常に買いにくい条件です


最後に騎乗依頼の大半が当然ながら
藤岡兄弟になります
決して低い数字ではありませんが
依頼数が少ない割には回収率100超えの
ルメデムクラスは機会が少ないですが
馬券的には狙いたいところです



北海道シリーズが不得手で
オープン以上で勝ちきれない藤岡厩舎の
ジャックドールの札幌記念
はたしてどうでしょうか