アスクビクターモアをダービーに送る
田村康仁厩舎
26年目の大ベテラン
なぜこの厩舎を取り上げたか
なぜこの前に取り上げたのが藤原厩舎だったのか
それはご察しの通り
アスクビクターモア
アスクワイルドモア
名前で個性が判別できないからですw
同じ冠名なので当然同じ馬主
廣崎利洋HD所有馬で
藤原厩舎のストレイトガールの馬主さんです
当然、愛馬にGⅠを取らせてくれた藤原厩舎には
毎年のように愛馬を入厩させています
廣崎オーナーの藤原厩舎預託馬
今年の3歳世代4頭入れています
ディープ産駒も2頭入っていますが
ヴィヴァユーが新ひだか千代田牧場の馬
オンディープが日高下河辺牧場の馬
結果、一番走ったのは
キズナ産駒のワイルドモア、セール購入馬
一方、田村康仁厩舎にも
廣崎オーナーは預託していましたが
過去3頭しか預託していなかった厩舎に
現4歳世代2頭、3歳世代2頭預託しています
藤原厩舎の馬房数的に無理だった
可能性は高いですが、
結果、同オーナー所有馬、社台セレクトセールと
千葉サラブレッドセールで手に入れた
社台ファーム生産馬の2頭、
ビクターモアとワイルドモアが重賞を勝ちました
そこでこの2頭
ビクターモア1億8700万
一方、ワイルドモア6941万
エース扱いするならビクターモアですよね
エースを送りこむなら
藤原厩舎だと普通は思いますよねw
そこで問題は廣崎利洋HDの正体
つまり
アスク○○(モアなし)は廣崎利洋HD名義の
個人所有馬
アスク○○モアは廣崎利洋HD名義の
共同所有馬
で、現在のところの共同所有の相手は
社台ファームの吉田照哉代表
つまり、社台ファーム生産の廣崎利洋HD所有
アスク○○モアは
ほぼ社台ファームの馬
これがわかればアスクなんとかの
モア付きとモアなし
どちらが走るかはもうわかりますよね
という訳で、共同所有のモア付き2頭のうち
ワイルドモアは見いだしてくれた藤原厩舎へ
そして、もう一頭のセレクトセール高額馬
ビクターモアは田村厩舎へ
ここから田村厩舎の物語がはじまります
祖父が大井の田村仁三郎調教師
父がレジェンドテイオーの田村駿仁調教師
3代続くトレーナー家系
2022年5月現在、通算577勝、重賞14勝、GⅠ2勝
GⅠ2勝はメジャーエンブレムの阪神JF、NHKマイル
近年、あまり目立った活躍馬が出せない中、
アスクビクターモア入厩にあわせてか
グロンディオーズがダイヤモンドSで
厩舎9年ぶりの芝重賞勝馬となり
ここから厩舎機運が徐々に上昇します
夏にキルロードがオープン入りを果たし
高松宮記念穴開けの準備段階に入ります
ほぼ同じ時期にアスクビクターモアがデビュー
新馬戦こそジオグリフに屈しますが
次走、未勝利を快勝
そして迎えた、今年の3月
アスクビクターモアが弥生賞を勝ち
高松宮記念でキルロードが3着で大穴をあけます
おそらく、厩舎的にはメジャーエンブレム以来の
上昇気流、この厩舎を買うなら今
勢いだけなら上位レベルです
以下、厩舎データ掲載しておきますが
未勝利、1勝クラス終了馬が大半で
オープン以上は出走数が少ないので
決して見栄えのするデータはありません
強いて言うなら芝よりダートのほうが
まだいいくらいです
が、厩舎の勢い的には買いは今
最後に
アスク○○モアは社台吉田代表との共同出資馬で
ほぼ社台馬
ビクターモアがディープ産駒セレクトセールの
高額落札馬
ワイルドモアは千葉サラブレッドセールで
藤原調教師が見いだしたキズナ産駒のお手頃馬
これでもうごっちゃになりませんねw
