今後の治療は、週一回のフェロン皮下注射と
1~2ヶ月に1週間の入院による化学療法。

今日は皮膚科と眼科の外来に。

先日、メラノーマに高い効果が現れたという新薬「Zelboraf」の治験についての情報を得たので、皮膚科外来で聞いてきましたが、いま通っている病院では扱っていない上、もし希望しても私の現在のステージでは治験を受ける対象にはならないそう。まだそれほど危険度が高くない段階であるということなのは喜ぶべきことかも…
それに、このように新薬が出始めたということは今後転移がみつかりステージが上がったとしても、今までより希望が持てる、ということでしょうか。

実は先週より、メラノーマ摘出を受けていないほうの(健全な)目が充血することがあり、またこちらの白目にも色素沈着があるのでもしやそれが腫瘍に発展するのではないか…という不安をずっと抱いていました。
眼科受診で訴えた所、その可能性はほぼないとのこと。安心しました。
現在、手術を受けているほうの目は瞬きができないこともあり、もうかなり視力がおちてしまい、文字などは全く見えなくなってしまいましたから、これで残る一つの目まで見えなくなってしまっては…と思うと不安でしかたなく。

じつはこの前、胸に痛みを覚え、3日間収まらなかったことがありました。そのときも乳がんに転移したのではと不安になり、その折はマンモグラフィを撮ってもらって検査を受けました。

癌という病気にかかった人の多くは、おそらくそういう不安を何度も経験しているのではないでしょうか。
なにか在れば「転移だろうか…」と不安になる。検査を受けるたび、転移・再発していないだろうかと緊張する。
後から思えばただの杞憂、滑稽にもなるけれど、安心を得て前向きな気持ちで病気に向かうということもけっこう大切な部分なのでしょう。(安くは無い検査費用がもったいないなあという気持ちもやっぱりありますが…)

次は来週からまた1週間の入院をして点滴を受けます。
副作用が大したこと無いので気楽な入院ですが、やはりある程度自分を律して過ごさなくちゃいけないなと思ってます。前回の入院中、最後の方は気持ちがだれてしまいかえって辛かったので…
本をたくさん読むようにしたいです。