武豊ファンである私がキズナについて語ると、
肝心の本題にまで達しない恐れがあるので、敢えて語りません。
今回は『キズナの馬体』についてなので”冷静に”分析したいと思います。

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キズナ 基本情報
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父・ディープインパクト
母・キャットクイル
母父・ストームキャット
生産者・ノースヒルズ
調教師・佐々木晶三

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キズナ 馬体分析
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《強み》
良質・柔らかい筋肉
深く沈み込む走法

《弱み》
後肢の可動域が狭い

5歳になってから身体全体が大きくなりましたが、基本的には後に出てくるディープ産駒と比べると骨格が小さめで筋肉で可動させるタイプでした。これに加えて前が沈み込むのでストライドを伸ばす役割を果たしていたと言えます。
3〜4歳は筋肉が柔らかったからまだ良かったものの5歳になってからは筋肉が硬くなり、量が増えました。筋肉量が多ければ、他で補わないと中距離であっても厳しいというのが一般的です。キズナの場合は後肢も硬いので、あまり得意とは言えなかったのは事実でしょう。適性距離は1600〜2000m(2200m)だったと思います。

尚、沈み込む走法は馬場が渋るとパフォーマンスを落とすため、ラキシスに敗れた大阪杯は仕方ないと言えるでしょう。

ちなみにダービー2着のエピファネイアは繋ぎが柔らかくエネルギー効率が良い。そして胴長でストライドが伸びる。要するに一歩は大きいしバテない。
こういった馬を倒すのは極端な策をロスなく採る他ありません。武豊騎手のダービーの騎乗は唯一の秘策だったと思います。


・3〜4歳時は超良質な筋肉と走法が強み

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・5歳〜は様変わりした馬体となり、マイル〜2000mはかなり強かったと思う

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総論
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当然これからの楽しみは種牡馬・キズナ。
柔らかい筋肉に出るのか、量の豊富な筋肉に出るのか楽しみですが、
強靭な筋肉である点には変わりありません。思い出の馬ということもあり、一口馬主ですがキズナの子供が欲しいと決めています。