本を出すということにおいて、
出版社の人は正直文章力をほとんど気にしません。
ビジネス書をよく読む人、ビジネス書関係に詳しい人は、
よくご存じかもしれません。
ビジネス書にはライターが入ることもよくあります。
ですから、文章を書けることを期待していません。
でも、やっぱり著者自ら「言葉を紡ぐ」というのは
大切なことだと思うのです。
出版することにおいて、文章力は不要ですが、
自分で書く人と書かない人とでは
大きな差が生まれるからです。
自分で言葉を生み出す、表現するということは、
文章力云々ではなく、
伝えるスキルとして必要なんですよね。
話し言葉とは違うんです。
話すという行為は、結構いい加減なものです。
あの人は話すのが上手いなと思っていても、
テープを起こすと、案外滅茶苦茶。
結局、口から出る言葉は流れていくものであり、
言葉以外の情報も聞き手が読み取っています。
だから、うまく聞こえたりするに過ぎません。
綺麗にまとめて話しているつもりでも、
文字にしてみると、
話が繋がっていなかったり、論点がずれてしまっていたり、
話題が飛びすぎていたりします。
話せるのと書けるのは、100%違うんです。
じゃあどうすれば、書くという行為のスキルが上がるのか?
文章術の本を読むのもいいけれど、
結局は「書く」という習慣があるかないかです。
ブログやメルマガをやっている人とやっていない人では、
書いて伝える能力が天と地ほど違います。
書くということは思考を整理することであり、
自分の思考や経験、知識を客観視させることになります。
人は伝わるように工夫しようとするのです。
人と話していてもそうでしょう?
人と話す機会が多い人ほど話がうまい。
それは、話しながら、どういう話が受けるか、どう話せば驚いてくれるか、
どう話せば納得してもらえるか、
経験値が貯まるのです。
工夫をするのです。
だから、書きましょう。
著者はビジネス書だろうが、実用書だろうが、作家です。
作家は自分で言葉を紡ぐものです。
言葉こそがあなたの世界になるのです。
何を言うか、どう言うか、何を書くか、どう書くか、
ですべてが変わるのです。
すべてはあなたの思い通り。
スキルさえあれば。
書くスキルは書くことでしか身につきません。
ただ書いても、工夫をしない。
工夫をするには習慣にするしかないのです。
ブログでもいい。
メルマガでもいい。
なんでもいい。
書いてみましょう。
明日も書いてみましょう。明後日も、1か月後も、半年後も、1年後も。
きっと変わっています。
うまくなります。
伝えることができるようになります。
今日はこれで終わりです。
ではまた。
今日はこのへんで。
ではまた。
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