出版したいけど、なかなか踏み出せない人もいるでしょう。

なかには、


「ビジネス書を書きたいけれど、失敗も多いし、
 それほどうまくいっているわけじゃない。
 圧倒的な実績がないから、私には無理かな」



などと言う人もいます。

でもそれは勘違いで、ビジネス書を書いている人すべてが

圧倒的な実績を持っている人だけではありません。

ビジネス書は読者にとって

役立つことを体系的に
書くことができればいいのです。

実績がすごいから本を書いている人もいれば、

情報がいいから本を書いている人もいるのです。

それがビジネス書です。




本としての深みを出す、それが大事です。

深みとは、納得感共感です。


役立つ情報が、「なるほど」「腑に落ちた」と納得できる情報だと

論証をすること。

役立つ情報が、「いいこと聞いたな」「著者の気持ちが伝わった」と

共感を与えられるか。



この2つがあって初めて深みがあるといえます。


これを形作る要素が「著者の失敗」です。

単に失敗だけでなく、うまくいくまでの過程。

著者本人でなくとも事例として登場してもらう方の失敗や成功の過程です。

そのときにどう感じたか、どう慮ったか、などの要素が必要なのです。


元サッカー選手の中田英寿さんの

引退のコメントは本当にいい言葉だと思います。



「良いこと、良くないこと、成功、失敗、すべてはその人の人生の糧になるんだよね。もちろんその場その場では失敗と思うこともあるだろうけど、大きな目で見たらすべては成長するためにあるんだから…。」



1冊の本において、成功するための方法、ノウハウは

1割でいいんです。

9割はあなたの人生及び、成長や失敗の過程でいい。

それすらもビジネス書。

だからこそ、ビジネス書はあらゆる書籍の中でもっとも幅の広い

人の役に立つ自由な書籍なのです。

自分の失敗経験や実績の大小にとらわれずに、

「新しい価値を与える」それだけに注力してみてください。



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