どっちがいいか?


「意識が高い系」という言葉を知っていますか?

人材コンサルタントの常見陽平さんが書いた

『「意識が高い系」という病』

という本で使われている言葉で、



「積極的な自分磨き」
「人脈探し」
「ソーシャル活動」
「セルフブランディング」



などを行う人たちが「意識が高い系」ということだそうです。
※常見さんが発した言葉というよりもネットスラングとも言われていますが、
私はこの著者の方以外が使われてるのをほとんど聞いたことがありません。



本では、この「意識が高い系」ということが
批判されています。

今日は「それがどうだこうだ」というつもりはありません。




出版においてはどうでしょう? ということです。


意識が高い系著者がいいのか?
それとも著者は、意識が高くなくても売れるのか?


その答えは「意識が高い著者」が良い。

あたり前ですね。とくにビジネス書ではそうです。


これは僕の判断になりますが、


「そもそも出版を成功させたい」と思っていない著者とは仕事はしません。


売る気もないビジネス書著者とは仕事なんてしなくない。



「本はギャンブル」



なんていう人もいますが、


勝つ気もない人がやって勝てるほど甘い世界ではありません。


重要なのは次のことを徹底的に考える。


・どういうニーズがあるか
・自分には誰に役立つ情報を提供できるか
・自分が持っているコンテンツをしっかり言葉で伝えられるか
・読者が絶対理解してくれるロジックになっているか
・伝わるタイトルはなにか
・伝わる見出しはどういうものか



「編集者がいるから」「タイトルを出しても蹴られるから」

なんて最初から言い訳をしないでください。

あなたの本なんです。本当にいいものは採用されます。

自分の企画、コンテンツ、見せ方は自分で徹底的に考えましょう。

たとえ蹴られても、

それがいい企画や原稿づくりに繋がるはずですし、

編集者も本気で取り組んでくれます。



出版はビジネスです。

勝ち負けがハッキリするのです。

だから、有能な編集者は

勝つための戦略読者のことを徹底的に考えられない人、


自分の原稿と真摯に向き合えない人とは一緒に戦いません。


だから「意識が高い」というのはあたり前。

著者も編集者も全力で、本をつくるのです。

本を書きたい、売りたいと思っている人は


もっともっと「高い意識」を持ってください。

先に上げたような項目を徹底的に考えぬける著者が編集者からも求められるのです。



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