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書籍編集者が探している著者というのは、
どんな人だかわかりますか?
私が編集者時代に大事にしていたのは、
「とんがった人」
です。
とんがった人というのは、どういうことか。
99%の人が赤と言っているときに
「これは青だ」
と言える人です。
99人の人が「正しい」と思っているのに、
1人だけ「違う」と言える人。
もちろん、ただ突拍子もないことを言えというわけではありません。
その論拠も必要になります。
「なぜ青なのか?」「なぜ違うのか?」
という理由もしっかりと論理的に説明できる専門家です。
本を書きたいという人は、何かしらの専門性を持っています。
「集客の専門家」
「WEBマーケティングの専門家」
「恋愛の専門家」
「習慣の専門家」
しかし、何のジャンルでも専門家というのは無数にいるのです。
誰もが知っている話、常識的な話を本にしてもしょうがない。
そこで常識では考えられなかった話ができるか。
それが大切になります。
重要なのが、他の人と違った意見をもてるかどうか。
そのためには、
常識を疑うこと、これを意識的、無意識的に常に行なっていきましょう。
退屈な本は誰も買ってくれません。
面白い本というのは、常識をくつがえす本なのです。
日常生活を過ごしながらも、
自分の専門分野に対しても、小さな違和感にアンテナを張り続けましょう。