仕事帰り、久しぶりに映画を観た。
ウォン・カーウァイ監督の「欲望の翼」。
1990年の映画だけど、古さは全くない。

約20年前、「天使の涙」と「恋する惑星」を観てから私はウォン・カーウァイのファンになった。プログラムもサントラもポストカードも持っている。(今でも大切にしている)

この映画は、キャストと撮り方が見事。
キャストは、ブレイク前の香港トップスターが6人集結したそうで、さすがにオーラがあった。

でも私は、主人公レスリー・チャンの義母役、レベッカ・パンが圧倒的な存在感で一番印象に残った。一度見たら忘れられない、脳裏に焼きつく迫力。悪役を演じ切っていた。

ほかは、スー役のマギー・チャンの透明感も素敵だったなぁ。綺麗な人。

カメラワークについては、最後、主人公が肉親を探しにフィリピンに行くのだけど、街中にズンズンズンズン…と入って行く、その街のリアルさが良かった。フィリピンの暑苦しさがよく出ていた。

全体を通しては、空想的なアートな撮り方かな。

印象に残ったセリフは、

「脚のない鳥がいるそうだ。
飛び続けて疲れたら風の中で眠り、
一生に一度だけ地上に降りる。
それが脚のない鳥の最後の時だ。」

というフレーズで度々登場するけど、このフレーズ通り、「欲望の翼」は寂しい物語。

ストーリーに深さはないけど、画面からは、排他的、けだるい、怠惰、悲しみ…を感じた。どうすることもできず皆、ただ怠惰にそこに佇む。ただし、そこから抜け出そうと「愛」に助けを求める。所詮人間は、この世の中では愛なしには生きていけないのだ。愛のないこの世は虚しすぎるから。信じて裏切られ、でもまた信じて。登場人物が、痛々しいくらい、不器用でせつなかった。


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裸の華を読み終えました。ほぼ2日間くらいで読み終えてしまった。早いかな?

スルスルと読み易く、各登場人物のストーリーにも潔さがあって好きだった。

桜木紫乃の今まで読んだ小説とはタッチの違う、「普通」の作品だった印象。残酷さもなくて安心して読めた。

主人公ノリカは、「一生ストリッパーで生きて行く」という覚悟が出来ていて、男性に頼ることもなく、何かあると「ラブアロマ」にかけこむところは、そこまで徹底するのか、と…(ラブアロマはちょっと笑ってしまったけど)。女性用のそんな風俗があるのは知らなかったし、まず私は「ストリップ劇場」に興味を持ってしまい、渋谷道頓堀劇場に行こうと思ったほどだった。自宅近くにあるのに、8年間素通りしていたとは。小説より綺麗なものではない気がするけど、一度覗いて見たい気もする。それに驚きなのは、料金の安さ。私の知らない世界はまだまだ沢山あるんだなと。


道玄坂には、性産業に関わる人たちが沢山住んでいるようで、ワンルームにカプセルホテルの様なベッドを詰め込んだ、「タコ部屋」の様な物件があるそうで、そこでの風紀はめちゃくちゃなのだそうです。それは、あまり知りたくない世界だけど。


主人公ノリカは、「その他大勢にもなりたくないけど、突き抜けた才能もない」という立ち位置で、それを打破するために、20歳でストリップ劇場に入ったという大胆さを持っている。今までの友人や家族を捨ててまで入った世界、ストリップ一本で生きて行くという覚悟はもうこの頃から出来上がっているのだろう。


「たらこバターにチーズわかめのおにぎりと豚汁」の定番セットはカロリーが高そうだけど、とても美味しそうで、食べてみたくなった。こういう普段の食べ物のリアルな描写も今までの桜木紫乃の作品にはなかった。リアリティが出て良かった。妊娠が発覚した瑞穂も、分かった途端、今までの節度ある食べ物ではなく、メープルシロップとクリームたっぷりのパンケーキを食べるところにリアリティが出ていた。食べ物が「その人の今」を現わしている。


考えたらこれは「女性」のストーリー。それぞれの女性が主人公でその人生のストーリー。影で支える男性も優しくて深みがある人たちばかりで魅力的だった


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今日も良い天気だった
健康で2018年を迎えることが出来たことにまずは感謝します。

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大晦日は仕事がありましたが、始業前に明治神宮前にお礼参りに訪れました。本殿のお参りを終え、振り返るとチラチラ白いものが降って来た。

雪…

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この雪は何を意図しているのだろう。
幸運か?
散る=何かが終わる兆し?

しかもお参りを終えた瞬間に。
今はわからないけど…

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きっとわかる日が来るのでしょう。

仕事帰りは実家に帰省しました。

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北辰鮨。

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メロの煮付け。

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パオパオの焼売。

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ハゲ天の特大海老天。これは年越しそば用として。

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パステルのプリン。

を買って行きました。

どれも美味しかったし喜んでもらえた

両親は前日にりっくんたちと築地に買出しに行ったそうで

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厚切りの刺身と

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鮭のムニエルなど、食べきれないくらいのご馳走が並んでいた。お腹いっぱいいただきました。お酒もたらふく。感謝

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ところで!

まだ出来ていないけど、2017年を振り返る作業は必要だ。

信じられないような出会いがあって、楽しいこと、幸せなこと、素晴らしいことが沢山あった一年だった。新たな自分の発見や過去と今の自分を比較すると随分成長したのではないかと思えた。ただ、後半は精神的に苦しい年で、11月半ば頃から風邪を引き、31日まですっきりとしなかった。

特に28日29日の夜中は咳もひどくて良く眠れなかった。悶々としたものはまだ続いてる。どうするべきかなぁ…。