【経済】~ひとりごと~ | PANDA先生のブログ

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世界的に深刻な不況が続いています。加えて、昨年の震災以来、雇用の喪失・復興財源の不足などで、私たちの暮らしは苦しくなるばかり。急速な円高も、貿易収支を悪化させてしまいました。日本は一体どうなるんだろう?



ニュースを見ている限り、この国の将来は真っ暗ですね。国の財政を立て直すためには、経済活動が活発になり、税収が増えることが第一なのは、どなたもお解りだと思います。では、経済活動を活発にするために必要なことはなんでしょう?ズバリ「消費」です。「そんなこと解っているよ。でも、不況なのにそんな余裕ないよ。」と言う声が聞こえてきそうですね。


かつて、この日本には「高度経済成長」という時期がありました。物が飛ぶように売れ、都市部の工場は生産を拡大し、雇用が生まれて、人々は全国から都市部に移る。住宅が不足し、住宅の建設ラッシュとなり、交通網が整備され、所得がどんどん上がり続けた。高い所得による生活の安定から、子供をたくさん産み、人口は激増した。「所得と人口は増えるもの」という考えが、国や企業の見通しに定着した。(現在の年金問題の根源はここにあります)


物がないから、作れば売れる。また、売れるから作る。労働力が不足する。雇用が拡大し、所得が高まる。人々は豊かさを求めて購買意欲が高まり、さらに売れるようになる。絵に描いたような好景気ですね。現在は、この逆です。


ここで、私が考える「復活の経済」・・・ちょっと偉そうでしょう?

まず、消費を拡大すると言っても、使えるお金が少ないんだから無理といわれてしまうので、我々一般のと、現在ではリサイクルすることが常識となっています。また、企業も省資源化の努力を続けています。私はここにこそ、発想の転換が必要だと考えています。金属資源も石油も、日本では殆ど産出せず、外国からの輸入に頼っています。他の工業原料も同様で、日本の貿易は加工貿易と呼ばれていました。資源を枯渇させないようにという意識の高まりから、国をあげてリサイクルに取り組んでいます。


リサイクルの停止。

一旦、資源の活用をループ状から一本道に戻してしまえば、輸入商社(あるいは国内生産者)および工場との間で、消費が拡大します。これにより、部分的にですが雇用が拡大します。当然、この部分の所得も上がります。それは、街の商店やネット上の通販、観光産業にも波及して行くようになります。給料が上がれば、旅行で使うお金も増えますし、外食も増えますよね。この先は、お解りでしょう。消費の拡大が、所得と雇用に影響し、購買意欲を高め、税収が増えて財政が再建されるのです。


あれ?資源がなくなってしまう。

大丈夫、ここが大切なポイントです。国による、ゴミの一括管理がその問題を解決してくれます。使い捨てといっても、この地球上から消えてなくなるわけではありません。ゴミを国の施設で保管し、資源として必要となったときに、そこから掘り出して使えるようにすればいいのです。簡単に言ってしまえば、ゴミで「国有鉱山」を作ろうということです。さらに、ゴミの分別方法や資源としての分離方法などを、企業や大学に研究させれば、これまでリサイクル技術の研究をしていた機関も活用できます。将来は、この技術を外国に売ることも出来ますし、資源が希少となったときには、この鉱山から出荷することも出来ますので、国の新たな財源となります。土地は、全国の過疎地で取得します。原発よりも、誘致に名乗りをあげる自治体が多いと思いますよ。


夢のような話。

そうです、夢です。でも、夢を語らなければ、前には進めません。今の経済、ヨーロッパから持ち込まれた「経費を削って、利益を確保する。人件費は会社の足かせ、真っ先にカットすべし。」という考え方が蔓延してしまっていて、良い方向に向かいそうにありません。一時的な対症療法としては、正解だったかもしれません。「給料カット・人員削減と会社の倒産のどちらをとるか?」と言われて、前者を選択し、生き残った企業が多いのは事実です。しかし、その後が良くなかった。一時回復してきた時に、リハビリに移らず、リストラという薬を使い続けてしまったために、もう薬なしでは生きられなくなってしまった。この不況下でも、過去最高益を叩き出す企業があります。その中には、かつて瀕死の状態になり、公的資金を投入された企業もあります。最公益と言っても、それによって収入が上がったのは、一部の社員と経営者たちだけで、末端の従業員たちは、いまだに非正規雇用が多く、所得は増えていません。これでは、苦しい生活の中で子供を育てることは難しくなる一方となり、消費拡大は不可能となります。人口が減っているのに、もっと買えと言われても、来年はカツ丼を一度に2杯、再来年は3杯食べるというわけにはいきませんから、消費量の対前年比アップは無理です。子供を増やさない限り、継続的な消費拡大にはつながりません。そのためにも、国にゴミの鉱山を作ってもらいましょう。


公務員に、もっと無駄使いしてもらおう。

財政再建のために、公務員の無駄使いを減らそうとしていますが、ちょっと待ってください。無駄に使ったお金は、どこに行ったのですか?飲食店・レジャー産業・観光業・金融業・製造業・建設業・・・・みんな私たち民間に流れて来ていたはずですよね、海外に持ち出さない限り。将来の生活に不安を抱えている私たちが、お金を使うのは大変なことですが、身分が保証されている公務員の方には、どんどんお金を使ってもらいましょう。公共事業も、作った物の有効性より、雇用の創出と経済の活性化という側面の方が重要です。ただし、環境破壊が著しくならないように、造り替え中心とすべきですが。

税金を好き勝手に使われて腹が立つ、という感情は置いておき、ここは、あるものなら利用しないと損、くらいに考えましょう。公務員を手玉にとるのです。(お釈迦様のように)


間もなく、中国経済も破綻します。世界中が、次は東南アジアだ、アフリカだと、新天地を狙っていますが、自国内での立て直しこそ、将来に渡って日本という国の魅力を世界に示し続ける方法だと思います。子供を増やすために、無駄使いこそが一番の近道ではないでしょうか? もちろん、課題もたくさんありますが。