カーマという存在は、ヒンドゥー教で「愛の神」とされている。
いろいろな理由があって、ぼくはそのエネルギーを作品として表現することを長く続けてきた。

カーマとの精神的なつながりの中で受け取る教えの中心は、
何よりも「自分自身を愛しなさい」ということだ。

自分を大切にできない人は、どれだけ周りから見て「かわいそう」に思えても、
じつはすべての人間関係をこわしてしまう存在なのかもしれない。

カーマからのこの教えをいつも胸におきながら、
ぼくは愛に泣いたり笑ったりすることもなく、静かに作品に集中する日々を送っている。

もしかすると、
いちばん理想的な「愛のかたち」は、もうすでに完全にかなっているのかもしれないね。

カーマのマントラは、次のとおりだ。

声に出して唱えてみると、
カーマとの交信が始まり、思いもよらない変化が起こるかもしれない。

オーム・カーマ・デーヴァーヤ・ヴィッマヒー
プシュパヴァーナーヤ・ディーマヒー
タンノー・アナンガ・プラチョーダヤートゥ