キシユミコの『弱い犬ほどよく吠える』
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顔で笑って、心で泣いて。

「何ヶ月ですか?」



昨日、妊婦に間違われた。
これで2回目だ。



もちろん、妊娠などしていない。
それどころか、結婚はおろか、彼氏すらいない。



そう、ただただ下っ腹が出ているだけなのである。



極度の便秘持ちな私は、基本的にいつも腹が張っている。
体重が減っても、腹がへこまないことが多々ある。
それが悩みでもあり、コンプレックスでもある。



もちろん、向こうは悪気があって言っているワケではない。
でも、それがとんでもなく気まずい空気を作り出すのだ。



その場を取り繕うために、こっちが気を遣わなければならない。
「私の腹が出てるのが悪いんです、なんかすいません」的なことを言ってごまかすしかない。
辱めを受けたにもかかわらず、何故こっちが謝らなければいけないのか、全くもって腑に落ちない。



心の中で、私はこうつぶやく。
「本物の妊婦なら、妊婦マークのキーホルダーとか付けてるよ」と。



疑わしきは罰せずじゃないが、決定打がないにもかかわらず、予測だけで妊婦だと決めつけないでいただきたい。
それで傷つく人間もいるのだ。



私が帰った後、あの店員は同僚に笑いながら話すことだろう。
「今日さぁ、お客さんに『何ヶ月ですか?』って聞いたらさぁ、妊婦じゃなかったの!ウケる!」



あのお店にはもう、一生行かない。

どこでもドア。

「どこでもドアがあったら良いのになぁ…」



誰もが一度は思ったことがあるであろう。
そんな、夢のようなひみつ道具・どこでもドア。
しかし最近、バカリズム著『架空OL日記』を読んでいて、ある重大なことに気付かされた。



どこでもドアを置く場所、である。



実際、自分の部屋からどこかへ行く場合、部屋のどこに置くのがベストなのか。
置き場所によっては、ドアの隙間から、自分の部屋が見えてしまう場合があるのだ。
もっと言えば、行った先から自分の部屋に、侵入し放題になる可能性大だ。
これでは、プライバシーもへったくれもない。



そう。
どこでもドアだけ手にしたところで、我々は、しまうための四次元ポケットを持ち合わせていないのだ。
だから、部屋はもちろん、行った先での収納場所も確保せねばならない。
下手したら、知らない間に捨てられたりする可能性だってある。
そうなってくると、大問題だ。



なんか…もはやどこでもドアが欲しくなくなってきた。



次に「ドラえもんの道具で何がほしい?」と聞かれたら、私はこう答えるであろう。
「四次元ポケット」と。

リニューアル。

久しぶりに、ブログを更新してみることにした。



読んでる人がいるのかどうかすらよくわからない、このブログ。
とりあえず、タイトルを変えてみた。
ブログ紹介の方にも書いたが、以前のタイトル『独断と偏見』が、まさかのデヴィ夫人のブログとカブっているという、衝撃の事実が発覚したからだ。



…だって、どう考えても、向こうの方がメジャーなんだもん。
メジャーリーガーと、リトルリーグの小学生ぐらいの格差があるんだもん。
こっちが折れるしかない。



『独断と偏見』という、お気に入りのタイトルを手放すのは、もちろん名残惜しいが、仕方ない。
まぁ心機一転ってことで、リニューアルしようじゃないか、と。
そんな私のブログ、新タイトルは…



『弱い犬ほどよく吠える』。



意味は…特にない。
なんとなく、私っぽいかなぁと思っただけ。
社会適応能力のない女の戯言だと思って、適当に流し読みしてもらえれば、これ幸い。



とりあえず、そんなカンジで。
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