弁当忘れても、傘忘れるな


日本海側でよく使われている(ような?)諺。

春という天候が変わりやすい時期でもあるし

天気はかなり気になったのですが、

石見銀山で雷雨に見舞われた他は、マズマズの天気。


相変わらず天気運が良い私ですが

そんな運だけ良くたってしょーがないじゃん!

と選んだ?出雲・石見の旅。


特に松江や出雲大社周辺は

縁むすび一色と言っていいほど、

縁結びスポット目白押し!


全てを廻ることもできないので

(気持ち的には大いにあるけれど)

出雲大社でガイドブックに記されていた

正しい参拝の作法で祈願した他は

島根県立美術館の前庭にある

美術作品でもある『宍道湖うさぎ』の

湖側から数えて2番目のウサギに縁結びのチカラ?が

あるという噂を知り(ガイドブックでね)

これも正しい作法に乗っ取って

シジミの殻を供え、西に向かってナデナデ・・・。


これで私にも幸せがやってくるんだわ!ムフフフ


神さまに頼っているようじゃダメってわかってはいるけれど

まあいいんじゃな~い?な~んて今だけノーテンキ。


ほか、足立美術館、松江市内イロイロ観光、

3月に開館したばかりの古代出雲歴史博物館は

かなり見応えがありました。

今話題の石見銀山を雷鳴轟く中、命懸け?で歩き回り

温泉津で温泉三昧。

妖怪のまち港境、米子を散策。


自分が立てた計画とはいえ、それなりにハード。

やや寝不足気味で足の筋肉痛がヒドイです。

日頃の運動不足が祟っているのかもしれないけれど。


宍道湖や中海に映える夕日、そして空を彩どる雲は神秘的。

神話や怪談、そして妖怪など、そういうものが生まれる

風土、土地柄であるってことが何となくわかる。


しかしながら小泉八雲が愛した日本の

美しく慎ましやかな景観と心というものは

日本からどんどん無くなりつつあるんだなってことも実感。


効率だけを求める社会では文化は栄えないってことかな?

私も毒されてますけどね、かなり。


駅から自宅へ帰るためのタクシーがなかなか来なくて

イライラしてましたから・・・。


20分ぐらい待ったって別に平気~

てなぐらいの気持ちを持たなきゃね。


と言いつつ、年々セッカチになっています。