環境省制作の広域処理についてのHPに紹介されている、お問い合わせフリーダイヤルに電話をかけたら、こちらの環境省廃棄物対策課の電話番号を紹介されました。
ご本人曰く、「どんぴしゃの担当が現在国会対応で手が外せないので、私が聞いている範囲でお答えします。」とのこと。
とっても、好感のもてる方で、私みたいな1市民に、お昼時間に突入しながらも、1時間近く丁寧にご説明いただきました。
放射性がれきの広域処理について、きちんとした説明なくして国民の納得なし。ですよね。
さて、本題。震災がれきをもやしたあとの灰の処理、海面埋め立ての方法論と、基準値、焼却場からは本当に放射能はでないのか、について伺いました。
お答えの要約は以下のとおりです。
灰ピット(焼却灰)はコンテナにつめて、船で運ばれて、海面(処分場の囲いの中)に(コンテナから出されて)放り込まれるそうです。
飛灰(ばいじん)は粒子が細かく飛散しやすく有害物質がたまりやすいので、重金属安定剤というもので、団子状にした上で、海面に放り込まれるそうです。
環境省としては、海面埋め立てする際、処分場の囲いの中の海水のセシウム濃度が環境省が告示した基準(参照1)を満たす範囲であれば、放射性物質をどんどん囲いの中にぶちこんでいいとしているそうです。

そして、この基準値は原子力保安院の定める、原発の処理水の近海への放出基準と同じであり、その安全性うんぬんについては、原子力保安院に聞いてくださいとのこと。(原子力保安院がこの濃度なら、近海への放出をみとめてるのだから、今回の放射性廃棄物海面埋立も同じ基準を使えば良いと環境省は考えたのでしょう。)
参照1:下記サイトの文書の中の、60bq/L分のなんちゃらプラス90bq/L分のなんちゃらが1以下という式 がそうです。
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haikihyouka_kentokai/08-mat_2.pdf
最終処分の場所について、国として決めてくださいとは言っておらず、地方自治体(都道府県市町村判断となるとのことです。
そして、気になる焼却場から出る排ガス中の放射能についてですが、バグフィルターで99.9%処理できて、排ガスからの放射能を測定した結果でもそのとおりだ。なぜなら、排ガスを外部に出す前に冷却するため、気化できなくなり飛灰中に放射性物質が付着し、バグフィルターでその灰が99.9%除去できるからだそうです。
(ちなみに、これは、広域処理のHPでも同じことが書いてありました。)
答えてくださったご本人は、首都圏の焼却場から500mのところにお子様と住んでおられるそうで、焼却場が窓あけると見えるそうです。ご本人は、放射能より硫黄酸化物や窒素酸化物が気になるそうで・・・。ひとそれぞれ、気になるポイントは違いますものね。
これも、ご担当者様に聞いたのですが、島田市で処理したがれきは岩手からのもので、一般ごみに25%のがれきを混入させて、焼却したところ、飛灰中のセシウムは、30bq/kgで、市内一般ごみだけで燃やしたときより約10bq/kg増えたとのことでした。
(島田市の件は、ソースまだあたってません。間違ってたら教えてください)
以上が伺った内容です。
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ここからは、私見です。
バグフィルターで99.9%というのが、正しかったとしても、残りの0.1%は外に出てきて空気に入り、こどもの呼気として吸い込まれるんですよね。0.1%ってどのくらいのベクレルなんだろう。うーん。
それに、海面埋立の基準値が、原発の排水基準なんて、津波や台風などで、大波がきたときその海面の水がどーっと外にでるのでは?なんて心配になってしまいます。
やっぱり、心配ですよね。各自治体ではどの程度検討が進んでいるのでしょうかね。
放射能は拡散せず、汚染地域で閉じ込める。そのための支援を全力でやる。放射性物質を高度に処理できる焼却施設を現地に急いで建造する。現地で雇用が生まれる。それがシンプルだと思います。薄く広く拡散して、日本各地に放射性物質処分場があるなんて、子孫に申し訳ない、と思います。汚染されていない地域の土、地下水や海水はなんとかして守らなきゃ。
と思います。