こんにちは。
熱血テニススクールの
(福岡・那珂川・春日市・大野城)
森慶大です。
※写真は去年撮影したものです
お子さんをスクールに複数通わせている方も多いと思います。
そんな方に向けて僕の意見を書いてみたいと思います。
まず複数のスクールに通うとほぼ間違いなく起きる問題が
コーチによって言うことが違うため
こどもがどうしたらいいか迷う
ということです。
コーチによってレッスンのやり方・アドバイスが違うので
こどもが迷ってしまうのですね。
これに対してどう対処していくか
ということが今日のテーマです。
ちなみに
スクール掛け持ち禁止のスクールもありますから
(というか多い)
そこは確認して下さいね。
これに対して2つの解決策を提示します。
2つとは
①1人のコーチに絞ってこどもが迷わないようにする
②複数のコーチから習って「自分で学び考える力」をつける
です。
こどもが迷っている状態を放置するのはよくありません。
(意味のある放置はあり。)
何かしらの解決策を施したいです。
1つずつ解説しますね。
※写真は以前撮影したものです
①1人のコーチに絞ってこどもが迷わないようにする
まずは1つの解決策が絞る、ですね。
この場合の僕が考えるメリット・デメリットは
★デメリット
・「学ぶ」機会が失われる
複数のコーチから学ぶことは混乱も起きますが
テニスを複数の観点から「学ぶ」ことができる
チャンスでもあります。
「学ぶ」ことについては
後ほど詳しくお伝えします。
人によっては練習時間が減るという
デメリットもあるかも知れませんね。
★メリット
・迷いを解消できる
コーチを絞ることで迷いがなくなり
言われることを素直に聞いていけば
どんどん伸びるでしょう。
・やるべきことに集中できる
掛け持ちすると
コーチによってテーマが違うので
やることが分散してしまいます。
テーマが同じならいいですね。
②複数のコーチから習って「自分で学び考える力」を身につける
こちらもメリットデメリットがあるのでご紹介しますね。
★デメリット
・短期的に伸び悩む可能性がある
短期的には混乱は解消されないので
伸び悩むかも知れません。
★メリット
・「考える力」を身につけるチャンスである
先ほど書いたように、複数のコーチから習えることは
「学ぶ」チャンスです。
テニスのことを色々な角度から学べることで
深く理解することができます。
ただし
それは「自分で考える」ことが必要です。
『学習(学ぶ)とは何か?
学習とは「自分の辞書」を作ることである』
という言葉を聞いたことがあります。
まさにこれです。
もう1つ例を出すと
「知識」と「知恵」の違いです。
知識は「教科書の言葉」
知恵は「自分の言葉」
例えば
学校で習った数学の問題。
それを解けるAさんとBさん。
しかし
解けるけど人に説明できないAさんと
解けるし人に説明できるBさん。
Aさんは「知識」
Bさんは「知恵」
です。
今お伝えした「学ぶ力がある」
ということは
「自分で考えることができる」
ということと同意です。
複数のコーチから学べることで
「学ぶチャンス」を得られるということです。
「学ぶ力」を身につけた方がいい
これらを知った上で
「学ぶ力」は身につけた方がいい
ということをお伝えしておきます。
理由は2つあります。
①学ぶ力がないと伸び悩むから
②人生において役に立つことだから
①学ぶ力がないと伸び悩むから
「学ぶ力」というのは「考える力」と
言い換えることができます。
考える力がないとどこかで頭打ちになります。
いくらコーチに習ったとしても
あくまでコーチは「他人」なのです。
自分で考え、咀嚼することができないと
身につけることが難しいのです。
また
試合では臨機応変に対応できないといけません。
誰かが助けてくれるわけではありません。
自分で考えて、解決するという「主体性」が
求められます。
主体性についてはいつも話していることなので
気になる方は過去の記事も併せて読んでみて下さいね。
②人生において役に立つことだから
テニスを通じて「学ぶ力」を身につけた場合
それは実生活でも活かすことができます。
これが最も重要なことだと考えます。
テニスはうまいけど
「学ぶ力」はない
よりも
テニスはうまくなくても
「学ぶ力」がある
方が僕はいいと思っています。
また
勉強ができることより
学歴が高いことより
「学ぶ力」の方が大事だと思う
というのが僕の考えです。
「学校の勉強」ができても
「学ぶ力」がない人は多いと感じます。
(国立大を出ていてそう感じます)
学ぶ力を身につけるために大人がすべきこと
テニスを通じて
こどもが「学ぶ力」を得られるように
大人が手助けをすることが重要だと思います。
「学ぶ力」をこどもが身につけるには
大人があーだこーだ横から口を挟むのを
避けたいです。
学ぶということは
自分の行動に責任を持つということです。
横から口出しして「させて」しまうと
それはこどもにとっての「学び」を
損なうことになります。
つまり
大人から見てどう考えても「間違っている」
と思ってもそれを否定せず
見守ることが大事です。
「学ぶこと」を小学生にさせるのは無理なのでは?
そうするとテニスが上手くならないのでは?
上達が遠回りするのでは?
と思うかも知れません。
はい、そうです。
「学ぶ力」は学ぶことは
小学生にとっては難しいです。
無理ではないけど
難しいです。
こどもとどう関わるべきかを
大人もちゃんと勉強しないといけないでしょう。
また
短期的にはおそらく上手くいかないので
イライラしたりモヤモヤしたりするかも知れません。
でも長い目で見たらそれが大事なのです。
ちなみに
あの錦織選手は自分で色々考えて実践する選手だったそうです。
こちらの本に錦織選手の昔のことが書いてあります↓
学ぶ力を身につけた方がいいという
僕の考えを踏まえた上で
複数のコーチから習うことについて
もう一度考察してみます。
①コーチを1人に絞る
学ぶ機会が失われる、と書きましたが
別に複数のコーチから習うことだけが
学ぶことではありません。
周りの大人(コーチや親等)が
本人が学べるように接すればいいだけの話です。
②複数のコーチから学ぶ
「学べる」環境ではありますが
混乱から抜け出せないリスクもあります。
また年齢の問題もあります。
小学生に「学ぶこと」を教えるのは
かなり難しいです。
より忍耐が必要でしょう。
※写真は以前撮影したものです
つまり
どちらがいいかではなく
どう接するかが大事だということです。
こどもに何を学ばせたいのか
習い事を通じて
こどもに伝えたいことは何なのか?
を大人がはっきりさせることが大事ですね。
そうすればすべきことが見えてくるはずです。
まとめると
①それぞれのメリット・デメリットを理解すること
②こどもに何を学ばせたいのか
その優先順位をはっきりさせること
③①・②と各家庭の事情を踏まえて
どうするか判断する
学ぶ力とかはどうでもいいから
とにかくテニスが上手くなってほしい!
と思うなら、迷わずコーチは絞った方がいいと思います。
ということですね。
今日書いた内容はなかなか伝わらないかも知れません。
怒りの感情が出てくる人もいるかも知れません。
僕はこう思いますよ、ということを
書いてみました。
こう言う考えもあるということで
参考にしてみて下さいね。
質問等があれば是非コメントください。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今回の記事についてのご質問や
こんな内容について取り上げてほしいことがあれば是非コメントくださいね。
-----------
★シングルスクラス
・F級、DE級レベルのシングルス
・日程
不定期(詳しくは問い合わせください)
・料金 1回3000円(初回は無料)
★大野城市開催
初級~中級者向けのレッスン
・日程
〇毎週金曜日19:00~21:00
〇毎週日曜日20:00~22:00
・料金 1回3000円(初回は無料)
★大野城市開催
初心者向けのレッスン
・日程
日曜日17:00~18:00
※時間は多少前後することがあります
・料金 1回1500円(初回は無料)
★粕屋町開催
・初級~中級者向けのレッスン
・日程
〇毎週木曜日10:00~12:00
・料金 1回2500円(初回は無料)
★その他
・個別にプライベートレッスンを
行うこともあります。
詳細は問い合わせください。
★J3クラス(試合に出始めの子向け)
毎週日曜 13時~15時
毎週水曜 17時~19時
春日市