1990年イタリアワールドカップ、この時私はは高校3年生で受験生だった。

思い返すとそんなに熱心に受験勉強していたわけでもなく普通にワールドカップの中継を見ていた。衛星放送受信設備が我が家には無かったので見られるのは地上波中継のみ。なのでそんなにテレビの前にずっといるという状況では無かった。

 

今回紹介するイタリアvsオーストリアの試合も地上波の中継は無かった試合で衛星放送が見られる高校の友人に録画してもらったものだ。グループAはイタリア、オーストリア、チェコスロバキア、米国の4チーム。開催国イタリアの初戦である。

余談だが、この大会のイタリアのユニホームの濃いブルーが好きだ。

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1990ワールドカップイタリア大会 グループA

イタリア vs オーストリア

1990年6月9日 オリンピコ(ローマ)

 

イタリア

1 ゼンガ

2 バレージ

3 ベルゴミ

6 フェリ

7 マルディーニ

9 アンチェロッティ

11 デナポリ

13 ジャンニーニ

17 ドナドニ

16 カルネバーレ

21 ビアリ

 

オーストリア

1 リンデンベルガー

2 アイクナー

3 ペクル

5 スコッティル

7 ルス

8 アルトナー

18 ストレイター

10 リンツマイヤー

20 ヘルツォーク

9 ポルスター

13 オグリス

 

オーストリアの選手紹介のアナウンスのときに大ブーイングが起こる。

イタリアのエースはビアリであり、控え選手紹介の時にスキラッチ、バッジョに話題が移ることはなかった。

 

オーストリアのキックオフで試合開始。

前半4分、イタリアはハーフウェイライン付近右サイドでドナドニからの縦パスが、前方のビアリへ。

ビアリはダイレクトで走り込むカルネバーレへ折り返す。

カルネバーレはペナルティエリア内でシュートを放つが、GKに防がれる。

 

13分、オーストリアはイタリア陣内深いところでポルスターにボールが渡るが、キャプテンのベルゴミが体を入れてボールを奪い返したあと、中盤で2本パスがつながって、バレージへ。

バレージはセンターサークル内から飛び出してきたカルネバーレにパス。

カルネバーレはドリブルし、ペナルティエリアの手前から約25mの左足ミドルシュート。

ボールはゴール左隅に飛んだが、GKリンデンベルガーが横っ飛びでかろうじて防いだ。

 

16分、オーストリアのバックパスを狙っていたビアリがGKと1対1になるが、シュートは惜しくもゴールポストの左に外れる。

 

22分、イタリア陣内でボールを受けたジャンニーニが前線のビアリにロングパス。ペナルティエリア左角の手前でボールを受けたビアリは中央へドリブルし、走り込んできたジャンニーニにパス、シュートを打つかと思われたジャンニーニはスルー、その後ろからアンチェロッティが17mの距離からの強烈なミドル、オーストリアのディフェンス2枚がスライディングしたが間に合わず、GKのダイビングも及ばなかったが、シュートは右のポストに直撃した。

ハーフタイムにこのシュートのCGの解析があり、時速119kmとなっていた。

 

前半30分ごろに解説の加藤久が「このチームにビアリ以外に決定力のあるストライカーがいれば優勝間違いなし」と言っていたが、概ね正しいということが分かる。

 

35分にもドナドニが左サイドの深いところまで切り込み、相手ディフェンスと競りながら、クロスを上げる。Gkはクロスに飛びつくが届かない。カルネバーレの右足インサイドに当てたシュートはガラ空きのゴールの上を越えていく。

 

40分、オーストリアはイタリア陣内中央でボールを受けたポルスターが左サイドにパス、スルーをはさんで、サイドから上がってきた選手がクロスを上げる。イタリアゴール前でポルスターがボールに飛び込むがその前にベルゴミの頭に当たって右サイドに。こぼれたボールを7番のルスがシュートするも、マルディーニが飛び込みスライディングして防ぐ。前半でオーストリア唯一のチャンスだった。

ちなみにポルスターは86/87シーズンにゴールデンブーツを獲得した長身のストライカーである。

 

0-0で前半が終了。シュート8本と圧倒的にイタリアが攻めたが、オーストリアもよく守った。カルネバーレの決定力に不安が残る。

 

イタリアはアンチェロッティに代わって4番のデ・アゴスティーニが入る。

後半はイタリアのキックオフで始まる。

 

47分、オーストリアは中盤でリンツマイヤーがドリブルし、右サイドのルスにボールが渡る。

ルスは深いところまで持ち込み、後ろにいったん戻す。ポルスターからの大きなクロスがゴール前でフリーのヘルツォークの前に。ヘルツォークは左足でダイレクトシュート。惜しくもポスト左に外れる。

 

その後もドナドニのシュート、ビアリの突破、FKからのジャンニーニのヘディングシュートが続くが得点には至らない。後半に入ってバレージの攻撃参加が見られるようになる。バレージはプラティニのようにシャツを出しているのですぐに分かる。

 

59分、バレージ、デ・アゴスティーニとつないでビアリへ。フリーでボールを受けたビアリは一人を交わしてペナルティサークル付近から左足のシュート。シュートはゴール右に外れる。

 

60分、オーストリア アルトナーOUT、 6ツザークIN

 

61分、デ・アゴスティーニが25mくらいの距離からシュート。相手DFの足に当たり、ドライブがかかったような弾道でゴールに向かって飛んで行ったがGKがなんとかパンチで弾きコーナーキックに。その後すぐにドナドニ、ジャンニーニのパス交換からのドナドニが左足で強烈なシュートを放つが、GKがブロック。こぼれ球がドナドニに渡り、ペナルティエリア内で倒されるも笛は鳴らない。

 

65分、スキラッチがアップしている姿が映る。

75分 カルネバーレOUT、 19スキラッチIN

77分 リンツマイヤーOUT、 11ヘルトナグルIN

その選手交代のアナウンスが場内に流れている時に右サイドでボールを受けたビアリがアイクナーを交わし、クロスを上げる。

これがゴール前のスキラッチにドンピシャのタイミング。スキラッチは強烈なヘディングシュートをオーストリアゴールに叩き込む。イタリアが先制する。

スキラッチ投入の2分後のことであった。

 

85分、ヘルツォークのヘディングシュートはゼンガの正面。

86分、デ・アゴスティーニのミドルシュートがゴール右側を捉えるがGKがダイビングキャッチ。

89分、スキラッチの30mの強烈ミドルシュートはGKの正面。

 

90分試合終了。

イタリア 1-0 オーストリア

もっと守備的な試合をするのかと思いきやシュート数も多くて今大会のイタリアは面白そうと思える初戦であった。

 

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