「…ダメ。」
「ダメ?ね、いいでしょ?」
毎日、一時間だけ。
そう言って私の寝室に入り込んで、一緒に寝たいとねだるドンへ。
ずっと断ってるけど、懲りずに辛抱強くねだり続ける。
最近じゃ、半分諦めモードの私は仕方なしに食い下がるドンへをベッドに入れている。
何かしようものなら、蹴落とす勢いで。
「…ぉやすみ」
腰に手を回して、胸元に顔を埋めるドンへはいつも胸のなかでは安心しきった寝顔をしていた。
「ほんと、子犬くんだなぁ。」
髪をすいてやり、頭を撫でてやる。
私も気づけばドンへに対しての警戒心は少しもなかった。
明け方、マンションのインターホンが鳴った。
「ん、まだ、こんなに早いのに…誰?」
昨夜のまま抱きついて眠るドンへの腕を解く。
もたついてる中、なり続けるインターホンにイライラしながら於保つく足取りで玄関に向かった。
「…はい。どちらさっ…」
一気に目が覚めて、凍りついた様にその場から動けなくなった。
「久しぶりだね。」
玄関先で微笑みながら私をみるその人は、別れたはずの前彼のキボムだった。
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